【樋口新葉】ロンバルディアトロフィー2017SP・FS動画

【樋口新葉】ロンバルディアトロフィー2017SP・FS動画

樋口新葉 動画

Lombardia Trophy
ロンバルディアトロフィ

ベルガモ (イタリア)
2017.09.14〜17

ロンバルディアトロフィー 滑走順・滑走時間 女子FS

30番 樋口新葉 16歳 9/16 深夜2時36分

SPPB 65.87 トータル 194.48

 

ロンバルディアトロフィー SP 公式ライブスコア・速報▶

FS  公式ライブスコア・速報▶

 

【樋口新葉】ロンバルディアトロフィー2017 FS動画

FS 143.37 トータル 217.63 2位

 

【樋口新葉】ロンバルディアトロフィー2017 SP動画

SP 74.26 1位

 

 

【樋口新葉】ロンバルディアトロフィー2017SP・FS動画

『007ワカバ・ボンド』樋口新葉選手 ロンバルディアトロフィー2017

シニア2年目の樋口新葉選手が、9月14日〜9月17日、イタリアのベルガモで開催される「ロンバルディアトロフィー2017」に出場します。

ロンバルディアトロフィー2017は、国際スケート連盟(ISU)公認の国際大会であるチャレンジャーシリーズ(国際B級試合)のひとつです。

2013年に初開催され、翌年から国際スケート連盟が主催するISUチャレンジャーシリーズに組み込まれました。

ISU公認の国際大会ですので、スコア認定、世界ランキングのポイントも付与されます。

10月から始まるグランプリシリーズ前の初戦として出場する選手が多いチャレンジャーシリーズ。
新プログラムの仕上がり具合やジャッジ評価など、本格シーズンに向けて戦略を練る、そんな重要な大会でもあります。

 

樋口新葉選手は、シニアデビューとなった昨季も

同大会・ロンバルディアトロフィー2016に出場しています。
ショート1位で快調な滑り出しを見せるも、フリーでは3位と若干失速ぎみ。

プログラム冒頭に予定していた3回転+3回転のコンビネーションジャンプが、3回転ルッツ+2回転トーループとなり、後半に入れた3連続、2連続ジャンプで2回転トーループを3回跳んでしまったのです。

これが「同じ2回転ジャンプは2回まで」という現行ルールに引っかかり認定されなかったため、思うように点数が伸びませんでした。

それでもショートの貯金を活かして逃げ切り、シニア1年目にして見事優勝を飾りました。
昨季の経験を活かして、今大会も優勝目指して頑張ってほしいですね!

 

 

 

 

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樋口新葉選手の魅力といえば、まずあげられるのが「スピード」です。
そのスピードを最大限に活かした「3回転ルッツ+3回転トーループ」は、

世界でもトップクラスのジャンプです。

そんなパワーとスピードを誇る樋口新葉選手ですが、シニアデビューの昨季、課題にあげていたのは「表現力」。

シーズン終了後のインタビューでは「曲の物語の登場人物に合わせて、自分の気持ちを作るのが難しかったが、少しできるようになってきた」手応えを感じています。

しかし表現力を磨いたことで逆に「自分の良さである『スピード』が目立たなくなってしまった」とも分析。

「来季はもっと自分に合ったプログラムを作ってもらって、驚いてもらいたい」と豊富を語っていました。

 

そんな、驚いてもらいたい今季の新プログラムは、ショートが「ジプシーダンス」(ミンクス/ドン・キホーテより)振付:マッシモ・スカリ。

フリー「スカイフォール」(アデル/007シリーズ23作目主題歌)振付:シェイ=リーン・ボーン。
2連連続でタッグを組む世界でも人気の振付師は昨季と同じ顔ぶれです。

昨シーズンはショートがシェイ=リーン・ボーン、フリーがマッシモ・スカリでした。

この2人の振付師について樋口新葉選手は「ショートでは本当に気持ちを出せるよう全部の動きが繋がるように、フリーではとにかく柔らかく表現できるように教えてもらった」と話しています。

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シニアデビューの昨シーズン、樋口新葉選手が課題にあげていた「表現力」は、シニアの世界でも十分に通用するものでした。

樋口新葉選手の努力に加えて、この2人の振付師との相性の良さも窺えます。

 

この2つの新プログラムが披露されたのは、8月初旬今季国内初戦となる、アクアマリンちばで開催された「関東サマートロフィー」でした。

ショート1位、フリー1位の総合1位で、見事優勝しています。

国内とはいえ、2つの新プログラムでの優勝ですから、初戦から素晴らしい結果です。

ショート「ジブシーダンス」は、冒頭2回転アクセル、そして後半に3回転ルッツ+2回転トーループ、3回転フリップのジャンプ構成。

コンビネーションジャンプを後半に持ってきたあたり、昨季からの進化とオリンピックイヤーへの意気込みが伝わってきます。

残念ながら3回転+2回転になりましたが、ここは3回転の連続ジャンプになるはず。
ロンバルディアトロフィーでは、しっかりと決めてくれるでしょう!

 

 

 

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続くフリーの「スカイフォール」。
「007」といえば、韓国キム・ヨナさんのボンドガールを記憶している方も多いのではないでしょうか?
大会後のニュースでも「ボンドガールをイメージした演技」と伝えていました。

しかし後日行われた公開練習でのこと。
アイスショー出演で日本を訪れていた、振付師のシェイ=リーン・ボーンさんが「ワカバ・ボンド」と称したのです。

「007」→「キム・ヨナ」→「ボンドガール」と思い込んでいたのですが、樋口新葉選手の「007」、実はボンドガールではなく主人公のジェームズ・ボンドの女性版だったのです!

ちなみにジャンプ構成は、2回転アクセル、3回転ルッツ+3回転トーループ、2回転サルコウ、後半3回転ルッツ+3回転トーループ、3回転ループ、2回転アクセル+2回転トーループ、3回転フリップでした。

後半2回転アクセルのコンビネーションで若干ジャンプミスがあったものの、初戦にしては上々の滑り出しと言えるでしょう!

 

この公開練習でシェイ=リーン・ボーンさんからは、足さばきや体の動かし方を細部にわたって直されています。

「これまでの振り付けのほとんどが変わってしまった。難しくなったので不安になるくらい」と苦笑いの樋口新葉選手でした。

樋口新葉選手のスピードとパワーをもってすれば、「女性版ボンド」だって可能です。
ロンバルディアトロフィー2017では初戦とは全く違った「ワカバ・ボンド」を魅せてくれること間違いなし!
期待して応援しましょう!

チャレンジャーシリーズ2017

 

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