羽生結弦【オータムクラシック2017】新SEIMEI初披露

オータムクラシックの開催日は陰陽師の

安倍晴明を祀る神社の秋祭り「晴明祭」と同日。運も良いです▶

 

羽生結弦 動画

オータムクラシック
Autumn Classic International 2017
2017.09.20 – 2017.09.23

 

羽生結弦 オータムクラシック2017 ライブ動画放送

フリースケーティング・FS

9月24 12番滑走 羽生結弦

 

羽生結弦 オータムクラシック2017 練習動画

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羽生結弦 オータムクラシック2017 SP動画

SP 112.72 世界新記録

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羽生結弦 オータムクラシック2017 フリー直前 6分間練習

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羽生結弦 オータムクラシック2017 フリー・FS動画

FS 000.00 トータル 268.24 2位

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公式スコアSP▶

公式トータルスコア▶

 

チャレンジャーシリーズ2017

 

羽生結弦がSP世界新112.72 オータムクラシック2017

2017Jrグランプリ

「神様に選ばれた試合」羽生結弦 今シーズン初戦カナダ・オータムクラシック完全速報!! “伝説の演技” を初解説!今だから明かされる新事実!!

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羽生結弦選手が練習拠点であるカナダトロントで公開練習を行いました。
日本から訪れたメディアの数は100人近くという、その期待と注目の高さが窺えますね。
ここで発表されたのが、今季使用するフリープログラム。

ショートプログラムに関しては、すでに5月のアイスショーで「ショパンバラード1番ト短調」であることが発表されていました。

羽生結弦【オータムクラシック2017】新SEIMEI初披露

連覇のかかった大切なオリンピックシーズンに、どんなプログラムを持ってくるのか。
発表までの間、様々な憶測や予想が多くのファンたちの間で飛び交っていました。

ショートのショパンが過去2シーズン使用していることもあり、新プログラムだろうとの予想も多くありましたが、「SEIMEI」と発表されるな否や賛否両論、これまた様々な意見が繰り広げられています。

「SEIMEI」は2015/2016シーズンに使用していたプログラムで、ショパンとタッグを組み世界最高得点を叩き出した至極のプログラムです。

それまで評価されにくいとされていた「和」のイメージを払拭したプログラムでもあります。

しかしショート、フリー揃ってともに過去プロ、しかもショートは3回目というあまり前例のない選択に異を唱える意見が少なからずあります。

「守りに入ったんじゃないか」と保守的に感じたのでしょう。
他にも「新プロが見たかったのに」というような意見もあります。

羽生結弦選手本人は「オリンピックシーズンに使おうと決めていた。『またか』と思わせない演技をしたい」ときっぱり言い切っています。

オリンピックは3年間試行錯誤してきたものを、最高の形として作り上げるものです。
現に構成の難易度も非常に高くなっています。

前チャンピオンとして迎えるオリンピック、その戦い方が前回のソチ五輪と違っていて当然です。
ここは結果でもって、雑音を黙らせてもらいましょう。

 

羽生結弦【オータムクラシック2017】新SEIMEI初披露

羽生結弦選手の今季第1戦は、9月20日〜23日までカナダモントリオールで開催される「オータムクラシック2017」です。

ここ2年間、羽生結弦選手がシーズン初戦としている大会でもあります。
カナダトロントを練習拠点とする羽生結弦選手にとって、同じカナダ国内で行われる試合の方が移動も少なく初戦として良いのでしょうね。

B級試合でなりながら、羽生結弦選手が出場するとなると、遠く離れた日本から多くのファンが詰め掛けます。

オータムクラッシックは毎年開催地は変わりますが、いつもアットホームな雰囲気のする大会です。
何でも元スケート選手たちの身内の方々も、運営にボランティアで多く参加しているとのこと。

メダルはメープルシロップの匂いがするとか、とてもカナダらしい温かい大会です。

日本との時差は13時間、チャレンジシリーズのオータムクラッシックがテレビ放送されるかどうかはまだわかりませんが、オリンピックシーズンの初戦、羽生結弦選手の作り出す新しいショパンとSEIMEIを見たいものですね。

※当ブログでは「オータムクラシック2017」昨年通りインターネットのライブ放送を予定しています▶

羽生結弦【オータムクラシック2017】新SEIMEI初披露

ショート、フリーともに再演となったプログラムですが、構成はどのように変わっているのでしょう。
2015/2016シーズン、ショートプログラム(ジャンプ構成のみ)4回転サルコウ、4回転トーループ+3回転トーループ、3回転アクセルでした。

今季は、4回転ループ、3回転アクセル、4回転トーループ+3回転トーループと、4回転ジャンプのコンビネーションをプログラムの最後に持っていきています。

昨シーズン最後の国別対抗戦で試合後「ショートに苦手意識が出てきているかも」とコメントしているように、4回転サルコウ+3回転トーループのコンボにはしていませんが、これは4回転トーループに対する自信の表れでしょう。

現時点ではつなぎのステップで何かあったとしても、それに影響されないほど4回転トーループが絶対的なジャンプになっています。

ただ基礎点ではサルコウの方が高いので、もしかするとシーズン途中に変えてくる可能性はゼロとは言えませんね。

 

羽生結弦【オータムクラシック2017】新SEIMEI初披露

一方のフリープログラム、2015/2016シーズンは冒頭4回転サルコウから始まり、4回転トーループ、3回転フリップとここまでが前半。
得点が1.1倍になる後半、4回転トーループ+3回転トーループ、3回転アクセル+2回転トーループ、3回転アクセル+1回転+3回転サルコウ、3回転ループ、3回転ルッツとなっていました。

今季は、4回転ループ、4回転サルコウ、3回転フリップまで前半、後半4回転サルコウ+3回転トーループ、4回転トーループ+1回転+3回転サルコウ、4回転トーループ、3回転アクセル+2回転トーループ、3回転ルッツ。

前回と比べ、4回転ジャンプが3本から5本に増えています。

それだけでなく驚くべきは、5本のうち3本をプログラムの後半に持ってきていること。

前回の時は、3本のうち後半はコンビネーションの1本だけでしたが、今季は4回転ジャンプ2本のコンビネーションを後半に持ってきているのです。

これは四大陸や国別選手権の時すでに、後半の4回転3本についてはリカバリーで手応えをを感じていると羽生結弦選手が語っています。

ですから当たり前のように構成を上げたのでしょうが、そのために3回転アクセルを1本減らさなくてはなりませんでした。

なぜなら3回転以上のジャンプで2回使えるのは2種類まで、という制限がルールで設けられているからです。

羽生結弦選手の3回転アクセルはいつも高いGOEの加点がもらえるため、4回転ジャンプ並みの得点源となっています。

羽生結弦選手自身も浅田真央さんの引退の時に語っているように、3回転アクセルには特別な思いを寄せています。

羽生結弦【オータムクラシック2017】新SEIMEI初披露

昨シーズン終了時には「4回転ジャンプを5本入れるには、新しい4回転ジャンプを増やすか3回転アクセルを1本にするか」と話しています。

もしも3回転アクセルを4回転トーループに変えた場合、後半の1.1倍で1.98点ほど高い得点になります。

それならば3回転アクセルの方がリスクが少ないのですが、そこは同じプログラムを再演するにあたって去年と同じ構成にはしたくなかったのでしょう。

しかしリスクばかりではありません。
4回転ジャンプに何かあった時、3回転アクセルという恐ろしく心強いリカバリー要員がいてくれることになるからです。

というか、そもそも3回転アクセルはリカバリージャンプではないんですけれどね。

 

公開練習後の会見で記者から4回転ルッツをプログラムに入れることについて問われ、「跳べるし、練習はそこそこしているが今は考えていない。この構成できれいにまとめる」と答えています。

昨シーズンの世界選手権、国別対抗戦後もインタビューで、アメリカのジェイソン・ブラウン選手が、4回転なしで上位の成績を収めたことについて言及していました。

10代の若い選手、またはベテラン選手たちも来季に向け新しい4回転ジャンプを増やすことを示唆する中で、羽生結弦選手だけが「4回転なしでも精度が高くミスしなければ評価してもらえる」ことについて「来季に向けてよく考えなければならない」と話していたのです。

多くの有力選手たちが、羽生結弦選手を超えようと果敢に難度の高い4回転ジャンプに挑んでくることでしょう。

本人もインタビューに答えているように、前回オリンピック以上に熾烈な戦いが待っていますが、それ以上に羽生結弦選手の新しいショパンとSEIMEIが見られることが楽しみです。

大切なオリンピックシーズン初戦のオータムクラッシック、日本から熱く応援しましょう!

羽生結弦がSP世界新112.72 オータムクラシック2017

チャレンジャーシリーズ2017

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