2017グランプリシリーズ・初戦ロシア杯。樋口新葉・坂本花織

2017グランプリシリーズ・初戦ロシア杯。樋口新葉・坂本花織

グランプリシリーズ ロシア

樋口新葉選手と坂本花織選手は世界女王メドベージェワに追いつけるのか

2017-2018シーズンの幕開けとなるフィギュアスケートグランプリシリーズの出場選手が発表されました。
2017年10月20日に開幕するロシア杯を皮切りに、カナダ、中国、日本、フランス、アメリカと続きます。

2017グランプリシリーズ・初戦ロシア杯。樋口新葉・坂本花織

今年はファイナルが日本(名古屋)で行われるため、例年、日本で行われるNHK杯が3戦目だったり、毎年初戦のスケートアメリカが最終戦だったりと、かなり開催国の順番が変わっています。

選手はこの中から2戦選び出場、ポイントを争い、上位6人がファイナルへ出場することができます。

初戦のロシア杯には日本女子の樋口新葉選手と坂本花織選手がエントリーしています。

樋口新葉選手はシニア2シーズン目を迎え、更なる飛躍を目指し、プログラムにトリプルアクセルを組み込む準備をしていると聞きます。
シーズン初戦から挑戦してくるかどうか、楽しみなところです。

世界選手権や国別選手権では、大きなプレッシャーを背負いながら日本代表として演技し、大きな自信になったのではないかと思います。
自分の手で勝ち取ったオリンピックへの切符です、樋口新葉選手が出場してほしいところです。

また、坂本花織選手はシニア初デビューを迎えます。
ジュニア大会では常に上位に入る実力の持ち主で、坂本花織選手のジャンプの高さ、距離は定評がありダイナミックな演技をします。

樋口新葉選手と坂本花織選手は熾烈な日本代表のかかる2枠のオリンピック代表争いに参戦するために、グランプリシリーズでの活躍が必須となります。

 

 

2017グランプリシリーズ・初戦ロシア杯。主なエントリー選手

迎え撃つのは世界女王、絶対女王・負けないロシアのエフゲニア・メドベージェワ選手です。

2016-2017シーズンで個人種目は一度も負けることなく最高のシーズンとなりました。
いつ見ても安定した演技を披露、ミスをしたのを見たことがありません。

日本の二人の若手、樋口新葉選手と坂本花織選手がどこまで肉薄できるのか、楽しみに見たいと思います。

そのほかには、同じくロシアのエレーナ・ラジオノワ選手が出場、2015年のロシア杯ではメドベージェワ選手を破って優勝しています。

体の成長に悩まされ、2016-2017シーズンは思うような演技ができていなかったようですが、成長が落ち着けば自力はありますから怖い存在です。

さらに、アメリカからはマライア・ベル、長洲未来、イタリアのベテラン・カロリーナ・コストナー、羽生結弦選手のチームメイト、ブライアン・オーサーコーチの弟子、エリザヴェート・トゥルシンバエワ(カザフスタン)選手など、初戦から世界のトップ選手が出場し、激しい上位争いになりそうです。

中でもコストナー選手は、荒川静香選手と一緒にトリノオリンピックへ出場、バンクーバー、ソチオリンピックではとイタリア代表として出場し、ソチオリンピックでは銅メダルを獲得しています。

恋人のドーピング検査回避を幇助したことにより4年3ヶ月の出場停止処分を受けましたが、2016年に復帰、30歳とは思えぬ若々しい滑りで世界選手権でも6位に入賞しており、台風の目にるでしょう。

2017年のロシア杯は、世界女王に若手からベテランまで、個性的な選手が揃って見応えのある試合が期待できます。
オリンピックシーズンにどんなプログラムを見せてくれるのか、ファンとしては楽しみと期待でいっぱいです。

まずは、樋口新葉選手と坂本花織選手は体調を整え、ベストな状態で大会に臨んでほしいですね。

 

 

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