女王不在でどうなる?ロシアフィギュアスケート選手権

ロシア国内戦

ロシアフィギュアスケート選手権

12月21(木)〜25(日) 

サンクトペテルブルク

ロシア選手権は全日本選手権と同じ日程で行われますが、有力選手たちが出場する大会ですので、ここは全日本選手権同様に注目していきましょう。

 

エフゲニア・メドベージェワ選手欠場

大会出場が予定されていたエフゲニア・メドベージェワ選手でしたが、右足の故障を理由に欠場することが発表されました。右足の骨折と関連して秋早くに発生した足の痛みがあるため「復帰を急がないように」と、ロシアスケート連盟から勧められた、と報じられています。

 

足のギブスが取れたのが、まだ1週間前で用心する必要性を考慮した結果の判断、今後は1月の欧州選手権出場に向けて、計画的な準備をして行くとのことです。

 

現在世界ランキング1位、世界選手権、欧州選手権ともに2連覇中、今季の欠場により連覇は途絶えましたが、グランプリファイナル2連覇、ロシア選手権2連覇と、圧倒的な強さで女王の座に君臨しているエフゲニア・メドベージェワ選手。

 

そんな絶対女王不在となる今大会、今後のロシア女子の行方を占う上でも重要な大会となりそうです。

 

●ロシア選手権 SP 12月22日 20時〜

ザギトワは13番滑走



ロシア選手権 女子SP ライブ放送▶

ロシア選手権 女子SP公式スコア▶

優勝候補はアリーナ・ザギトワ選手

女王不在のロシア選手権、優勝候補の筆頭はアリーナ・ザギトワ選手でしょう。先に行われたグランプリファイナルでも、女王不在の中きっちり優勝を手にしています。

 

この取るべきところでしっかりとタイトルを掴んだという実績は、今後出場する大会にも大きく影響してくるはずです。シニアデビュー1年目、今季未だ負け知らずのアリーナ・ザギトワ選手。初のナショナル女王の座につくことはできるでしょうか?

 

鬼構成のフリーで大逆転

アリーナ・ザギトワ選手は、まだエフゲニア・メドベージェワ選手のように隙が無いわけではありません。今季負け無しと言っても、いずれもショートでは1位になっていません。が、なんと言っても鬼のフリーでの巻き返しが尋常じゃない強さです。

 

ショート、フリー合わせて全てのジャンプをプログラム後半、コンビネーションのセカンドループやタノ、ステップのてんこ盛りでがっつり加点を稼いできます。この鬼構成をみると、現状の日本女子では太刀打ち出来ないと思ってしまします。

 

まだシニア1年目らしく、時々不安や動揺が見え隠れしますが、全試合逆転で優勝を決めているのですから、やはり鋼の心臓の持ち主なんでしょう。
あの可愛らしいビジュアルに騙されてはいけませんね。

 

とにかく強い技術点

フリーは鬼のように強いですが、ショートではやや苦手意識があるのかジャンプミスが目立ちます。明らかに身長が伸びているようなので、その影響もあるのでしょうか?

 

得意のセカンドループも回転が不足ぎみになってきているあたり、今後がちょっと心配です。しかしアリーナ・ザギトワ選手は、多少のミスでも確実に高得点をキープできる選手になってきています。

 

ジャンプ以外の要素でもレベルが高いため、とにかく技術点が圧倒的に強いのです。エフゲニア・メドベージェワ選手不在の今大会、アリーナ・ザギトワ選手の初のナショナルタイトル獲得に期待しましょう!

 

ロシア女子の厚い選手層

アリーナ・ザギトワ選手の前に立ちはだかるのは、ロシア選手層の厚い壁です。まず1番手に挙げられるのは、グランプリファイナル2位のマリア・ソツコワ選手です。

 

回転不足を取られまくっても、必ず表彰台に上がるあたりはさすがです。
素晴らしいジャンプなだけに、あの腕曲げタノをやらない方が良いのでは、と思うのですが・・・。とにかく今季の勢いは侮れません!

 

グランプリファイナル進出は逃しましたが今季シニアデビュー、怪我から復帰のポリーナ・ツルスカヤ選手にも注目です。アメリカ大会では、ポリーナ・ツルスカヤ選手の得点に不満のブーイングが沸き起こっていました。

 

それだけ観客の心を掴む力がポリーナ・ツルスカヤ選手の演技にあるということでしょう。手術と治療という苦難を乗り越えてリンクに戻ってきたポリーナ・ツルスカヤ選手、表彰台目指して頑張ってほしいです。

 

エレーナ・ラジオノワ選手も有力選手ですが、やはりジャンプの不安定さが拭えません。詰まり気味で回転不足も取られやすいので、ジャッジによって結果が左右されやすいですが、何とか上位に食い込んでほしいです。

 

3回転アクセルジャンパーのエリザベータ・トゥクタミシェワ選手。
ジャンパーというイメージが強いのか、いつもPCSが低いように思えます。
世界女王の座についた時のような輝きをもう一度取り戻してほしい!

 

アンナ・ポゴリラヤ選手は背中、腰の怪我のため欠場です。
非常に残念ですが、一日も早い回復を願っています。

 

ジュニア選手にも注目

ジュニアグランプリファイナルでは、6人中5人がロシア選手でした。さらには表彰台を独占したロシア3人はいずれも、エフゲニア・メドベージェワ選手、アリーナ・ザギトワ選手と同じエテリ・トゥトベリーゼコーチの生徒たちです。

 

ロシア国内ではこれらのジュニア選手たちが、何人のシニア選手を抜かすかが話題のひとつになっているようです。以前エテリ・トゥトベリーゼコーチがインタビューで、ロシア女子がここまで強くなったのは、国家からの潤沢な財政支援のおかげだと語っていました。

 

しかし今後スポーツ省の人事が刷新され、新たに着任する担当者たちがフィギュアスケートに興味が無いため、予算を大幅に削られる可能性が高いことを懸念しています。何とかして彼らにアピールする必要がある、と考えているようですが、その

 

アピールの場である平昌五輪への参加は未だ正式に発表されていません。
厳しいロシア国内競争を勝ち抜いた選手たちが、オリンピック出場への道が閉ざされることがないようにと願うばかりです。

 

エフゲニア・メドベージェワ選手不在のロシア選手権、新しい女王の座につくのはどの選手か?ロシア女子たちの火花散る表彰台争いから目が離せません!

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