usインターナショナルクラシック2017・男子シングル動画

USインターナショナルクラシック2017

U.S. International Figure Skating Classic
U.S. インターナショナル クラシック

Salt Lake City
2017.9.13〜17

男子シングルス

フリースケーティング・FS滑走順

9月16日 朝10時00分〜

7番滑走 友野一希 11時2分

10番滑走 無良崇人 11時48分

12番滑走  マックス・アーロン 12時4分

13番滑走 ネイサン・チェン 12時12分

 

usインターナショナルクラシック2017・FS動画

ショートプログラム・公式スコア▶

フリースケーティング・公式スコア▶

 

 

友野一希 usインターナショナルクラシック2017 FS動画

FS 155.42 トータル 225.30

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無良崇人 usインターナショナルクラシック2017 FS動画

FS 127.94 トータル 205.38

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ネイサン・チェン usインターナショナルクラシック2017 FS動画

FS 183.24 トータル 275.04

※動画は配信できなくなりました

 

usインターナショナルクラシック2017・SP動画

無良崇人 usインターナショナルクラシック2017 SP動画

SP 77.44

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友野一希 usインターナショナルクラシック2017 SP動画

SP 69.88

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ネイサン・チェン usインターナショナルクラシック2017 SP動画

SP 91.08

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マックス・アーロン usインターナショナルクラシック2017 SP動画

SP 86.06

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フィギュアスケート2017/2018シーズンの開幕もあとわずかと迫る中、9月からチャレンジャーシリーズが始まります。
チャレンジャーシリーズは、10月から始まるグランプリシリーズに向け大切な調整の場となる大会でもあります。

今季はなんと言っても2018平昌五輪イヤーですから、2月の本番に向け各国どの選手も着々と戦略を練っていることでしょう。

そういった意味でも、今季のチャレンジャーシリーズは例年以上に注目が集まります。

「U.S.インターナショナルクラシック2017」もそんなチャレンジャーシリーズのひとつ。

今季は9月13日〜9月17日、アメリカ・ソルトレイクシティで開催されます。
日本からは男子シングル、無良崇人選手と友野一希選手が出場します。
日本との時差は15時間ですが、ここは応援にも力が入りますね。

usインターナショナルクラシック2017・男子シングル動画

頑張れ日本!無良崇人 U.S.インターナショナルクラシック2017

同大会2年連続の出場となる無良崇人選手。

昨シーズンはショート3位、フリー2位、総合2位で銀メダルを獲得している験の良い大会でもあります。

昨季の無良崇人選手は、ここ一番というところで波に乗り切れず苦しいシーズンとなりました。

グランプリシリーズ8位、5位でファイナルに進出することができず、また全日本選手権ではショート1位と順調なスタートを切るも結果3位で世界選手権出場を逃しています。

しかしオリンピックシーズンの今季は、ソチ五輪出場を逃した「4年前の二の舞いは踏みたくない」と並々ならぬ覚悟で臨みます。

そんな無良崇人選手の今季のプログラムは、ショート「Too Close」振付:マッシモ・スカリ。

フリー「オペラ座の怪人」振付:チャーリー・ホワイトです。
昨季のショートプログラム「ファルーカ」を振付したマッシモ・スカリ氏が、今季も継続してショート振付けを担当。

フラメンコギターの旋律に乗り滑る「ファルーカ」は、力強くも繊細で無良崇人選手の魅力を存分に引き出していました。

今季新プログラムの「Too Close」は、無良崇人選手の新境地となるロックナンバーです。

フィギュアスケート番組で、マッシモ・スカリ氏とショートプログラムを選曲する場面が放送されていましたが、初めはマイケル・ジャクソンの曲を勧められ「これはちょっと・・・」と苦笑い。

次にアレックス・クレアの「Too Closu」に乗せて滑ってみるも「う〜ん」と、決断しかねる様子でした。

しかしマッシモ・スカリ氏の「これは絶対にイケる!」という押しの強さに背中を押され、曲に合わせて滑るうちにどんどん無良崇人選手にハマっていきます。

 

 

「オリンピックシーズンに新ジャンル挑戦なんて」と苦笑いしながらも、そこは新境地に手応えを感じてる様子でした。

自分よりも若い選手がほとんどとなった日本男子シングルにおいて、このロックナンバーを滑りきることができるのは無良崇人選手がいないと確信しています!

フリーの「オペラ座の怪人」は、2014/2015シーズンにも使用した曲です。
しかし当時の振付師はトム・ディクソン氏。

今季の「オペラ座の怪人」は、チャーリー・ホワイト氏の振付けで、新たに映画版ファントムを使用します。

チャーリー・ホワイト氏は元々、アイスショーでも一緒に滑っていたスケーター。

元アイスダンス選手だったチャーリー・ホワイト氏からスケーティングの基礎を習いたいと、2015/2016シーズンからタッグを組んでいます。

振付師も曲も違うのですから、これはもう全く別プログラムと言えますね。

無良崇人選手にとって「オペラ座の怪人」は、「プログラムに対して意識を向けるきっかけをくれた曲」としてとても思い入れの強いプログラム。

大切なオリンピックシーズンに滑りたい曲を考えた時に、「もう一回やりたい。やったら絶対良いものになる」と決断しました。

2018平昌五輪に向け「一度逃しているだけに年齢的にも最後のチャンス。いろんな人に恩返ししたい」と意欲を語っています。

効率の良い4回転ジャンプを跳ぶため取り組んできた「あえて筋肉をそぎ落とす肉体改造」も、2018平昌五輪の舞台に立つためです。

今季初戦のU.S.インターナショナルクラシック、期待しましょう!

 

頑張れ日本!友野一希 U.S.インターナショナルクラシック2017

今季からシニア参戦する友野一希選手。
昨シーズンは全日本ジュニア選手権を制し、全日本選手権でも5位入賞と大健闘しました。

シニアデビューとなったは、8月中旬に滋賀県で開催された「げんさんサマーカップ」でした。
ショート1位でスタートするも、ジャンプが安定せず「課題しかない」と辛口コメント。

しかし「気持ちを切り替えてフリーに集中したい」と、ショート同様フリーでも4回転ジャンプに挑戦しています。
試合後「あまり良くなかった。まだまだ安定していない」と頭をかきながらも、「シニアらしい演技をして、1年間で完成形にもっていきたい」と成長を誓っていました。

 

そんな友野一希選手のシニア参戦プログラムは、ショート「ツィゴネルワイゼン」、フリー「ウエストサイドストーリー」です。

ショートプログラムの「ツィゴネルワイゼン」は、ジュニア時代よりも大人っぽいイメージ。
フリーの「ウエストサイドストーリー」では、音の捉え方が上手くいわゆる「音ハメ」が決まっています。
爽快なダンスナンバーでは、まるで映画の場面が思い浮かぶようです。

友野一希選手の持つ観客を惹きつける力と、この曲の相性は抜群!
ジャンプが安定してくれば、このプログラムかなり盛り上がること間違いなしです。
国際試合初のシニア参戦、頑張ってほしいですね!

 

 

usインターナショナルクラシック2017・ネイサンチェン

「U.S.インターナショナルクラシック2017」、他にも有力な選手が出場します。
開催国アメリカからは、優勝候補ナンバーワンのネイサン・チェン選手が登場!

昨季、鮮烈なシニアデビューを飾ったネイサン・チェン選手、四大陸選手権では羽生結弦選手を抑え見事優勝しています。
ルッツ、フリップ、サルコウ、トーループと4種類の4回転ジャンプを、フリープログラムに5回入れ初めて成功した選手でもあります。

世界選手権、国別対抗戦では靴問題が重なり、ペースダウンしたものの、その実力はグランプリシリーズ、2018平昌五輪での有力候補には間違いありません。
シニア2年目となる今季、更なる進化を魅せてくれるのでしょうか?

 

アメリカからは、マックス・アーロン選手、ティモシー・トレンスキー選手、シェーン・ラビット選手もエントリーしています。

マックス・アーロン選手は、2012/2013、2013/2014、2014/2015シーズン、同大会を3連覇しており、2012/2013シーズンには全米チャンピオンにもなっている実力者です。

世界でもトップレベルの4回転サルコウは精度も高く、マックス・アーロン選手の大きな武器となっています。
ティモシー・トレンスキー選手は、2015/2016シーズン同大会で4位、ショーン・ラビット選手は昨シーズン7位となっています。

ショーン・ラビット選手は、一昨年のチャレンジャーシリーズオータムクラシックで、羽生結弦選手の優勝に続き3位で銅メダルを獲得しています。

余談ですが、義姉が日本人女性というショーン・ラビット選手。
ただいま日本語も勉強中、日本にもファンの多い選手です。

usインターナショナルクラシック2017・主なエントリー

イスラエルのダニエル・サモヒン選手は、昨季からシニアに本格参戦しています。

2015/2016シーズンの同大会優勝者、同シーズンの世界ジュニア選手権のチャンピオンです。
昨シーズンはシニアの壁にはね返される形となりましたが、グランプリシリーズでは5位、8位と健闘、将来有望な選手のひとりです。

フィギュアスケートコーチを両親に持つという恵まれた環境の中、昨季以上の活躍が期待されます。

日本でもファンの多いチェコのミカエル・ブレジナ選手。
パワーあふれるジャンプが魅力です。
得意の4回転サルコウは大きな武器。

高さ飛距離ともに素晴らしい3回転アクセルは、男子選手ならではの力強さで見応え十分です。
バンクーバー五輪、ソチ五輪連続出場しており、今季も3回連続となる2018平昌五輪出場に向けて意欲を燃やしていることでしょう。

 

2018平昌五輪に向け、有力選手たちが活動し始めるチャレンジャーシリーズ。
「U.S.インターナショナルクラシック2017」勝敗の行方から目が離せません!
日本から出場の無良崇人選手と友野一希選手を熱く応援しましょう!

 

 

チャレンジャーシリーズ2017