World Figure Skating Championships
フィギュアスケート世界選手権
王座奪還だ! 羽生結弦
フィギュアスケートファンとしては
見逃すことはできないシーズンの締め、
ワールド・世界選手権の季節がやってきました。
一昨年は手術明け、昨年は怪我と
アクシンデントに立て続けに見舞われ
銀メダルとなったの羽生選手が、
今シーズンは王座奪還となるでしょうか。
羽生結弦│フリー後半で一度も決まっていないコンビネーションがある
まだ今季、2016/2017シーズンは4回転サルコウは
一度もフリープログラムの後半
4回転サルコウ・クワドサルコウの
コンビネーションが決まっていません。
誰かに羽生選手は優勝できる?と聞かれれば、
4回転サルコウ・クワドサルコウのコンビネーションが
フリーで決められたら、としか答えられません。
だって、本当にそれだけ(それがなんといっても)
大変なんですが)なんですから。
あとは他選手との相対で決まると言えるでしょう。
四大陸選手権で金に輝いたネイサン・チェンが、
大変調子が良いです。
いまシニアでは、もっともコンデションが
いいのではないでしょうか。
グランプリファイナル、全米選手権では珍しく
日本の各局が取り上げました、
そう、あのフリープログラムで
4回転・クワドを五つの初認定です。
ネイサン事件ですよ、です(笑)
https://twitter.com/noenoe28/status/842795737578582016
四大陸選手権ではネイサン・チェンは
フリープログラムでは
4つの4回転・クワドの予定でした。
それを羽生結弦選手のフリープログラムを見て、
勝つために5つの
4回転・クワドに構成を変え滑り切りました。
羽生結弦選手はフリープログラムで
後半に4回転サルコウ・クワドサルコウの
コンビネーションの失敗を取り戻すために
予定になかった後半の
トゥループ4回転・トゥループクワドのリカバリー、
ラストジャンプを3回転アクセル・トリプルアクセルで
締めるという異次元技を決め、
わたしは優勝を確信してテレビの前で声をあげましたが、
ネイサン・チェンの遂行した構成で
こりゃ完敗だと肩をすぼめました。
が、まったくもってネイサン・チェンの演技は
素晴らしいものでした。
ネイサン・チェン 四大陸選手権 フリースケーティング
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ネイサン・チェンは去年の12月から絶好長です。
これがずっと続くことはないかなとも思います。
ずっと調子がいい選手なんていないからです。
ただ、彼はとても若い。
まだ17歳です。
若さでこのまま押し切ることができるかもしれない、
とも思います。
ジュニアは詳しくないのでネイサン・チェンが
シニアに上がった今季しか知らないので
見通しが難しいですが、
ネイサン・チェンが持ってくる構成を
逆算して勝てる算段を
羽生結弦選手なら立ててくるでしょう。
もしかしたらジャンプ構成を少しいじるかもしれません。
4回転サルコウ・クワドサルコウ コンビネーションが
失敗する原因は色々考えられますが、
音楽とのタイミングがズレるためかもしれません。
以前も羽生選手は音合わせに苦慮し、
ジャンプ構成を上げ対処しました。
ジャンプをただ変更するのではなく、
構成上げで対処したのが羽生選手らしいです。
転んでもただでは起きません。
ただ、ファンとしては、一度でいいから
後半のコンビネーションが決まった
プログラムの完成を見たいものです。
印象に残っていた男子FS当日練習終わりの2人きりのリンク。曲掛けでクワドを跳ばず本番に温存するネイサン。表情から気合いがひしひしと伝わってくる羽生さん。練習から勝負の始まりを感じて息を詰めて見守ってしまいました。本番への期待も緊張も増す当日練習の醍醐味を感じました。 pic.twitter.com/XzcCUFs6b7
— まいむ (@maimu_mtmt) March 17, 2017
音を少し調整したりなどの対応で、
成功してくれたらいいなと願っています。
ジャンプがすべて決まり、
ノーミスの演技ができたら、
このHopeandLegacyは
どんな美しいフリープログラムとなるでしょう。
演技構成点もぐっと伸びると思います。
そんな美しいマジカルモーメントを
フィギュアスケートファンの
みなさまと一緒に見られると信じ、
世界選手権・ワールド開幕を待ちわびております。
羽生結弦選手がんばれ!