フィギュアスケート│ジュニア女子。日本
２０１７フィギュアスケート世界ジュニア選手権女子シングルには、日本から本田真凜、坂本香織、白岩優奈の３選手が出場しました。大会前の前評判では、ロシア勢の表彰台独占濃厚、などど言われていましたが、終わってみれば優勝はロシアのアリーナ・ザキトワ選手が獲得しましたが、２位、3位と揃って日本が獲得しました。

フィギュアスケート│ジュニア女子。日本　女王はシニアへ

連覇を逃した本田選手でしたが銀メダルを獲得、自身のパーソナルベストを更新し、世界舞台での強さを見せ付けてくれました。

本田選手に続き坂本花織選手も銅メダルを獲得、ロシア圧勝の予想を見事に覆し、日本が表彰台２つを独占したのです。

表彰台を逃したものの、故障を抱えながら出場した白岩優奈選手も5位と健闘しました。
日本女子シングルの層の厚さがうかがえるジュニア世代ですが、これらの3選手来シーズンはシニアへの参戦を表明しています。

だからと言って、ジュニアの層が薄くなるとかさみしくなるなんてことは全くありません。
将来を有望された選手たちは、ジュニア世代にもまだまだたくさんいるのです。

滝野莉子vs紀平梨花【トリプルアクセル】ジュニア女王2018

フィギュアスケート│ジュニア男子日本。2017/2018

フィギュアスケート│ジュニア女子。日本　紀平梨花

まず筆頭にあげられるのは、２０１６/１７シーズンからジュニアクラスへ上がった紀平梨花選手です。
初参戦したジュニアグランプリシリーズ、リュブリャナ杯では、史上7人目となるトリプルアクセルを決めて優勝し金メダルを獲得しました。

紀平選手はトリプルアクセルを含む6種類全ての３回転ジャンプを跳ぶことができ、シーズン途中にはトリプルアクセル、トリプルトウループのコンビネーションジャンプにも果敢に挑戦していました。
また優勝したリュブリャナ杯では、女子選手として史上初めてとなる6種類８本の３回転ジャンプも成功させています。

最近では紀平梨花選手のお姉さんがツイッターの動画で、４回転トウループを着氷する姿をあげており、スケートファンたちを騒然とさせていました。

宮原知子選手、本田真凜選手と同じ、濱田美栄コーチのもとその才能を順調に開花させているのです。

2017年5月に開催された第全大阪Ⅱフィギュアスケート選手権では、ジュニア選手権女子7級において、期待されている紀平梨花選手は2位。優勝したのは強化選手の滝野莉子15歳でした。

フィギュアスケート│ジュニア女子。日本　トリプルアクセル

現在はジュニア選手の多くが、アクセルを除く５種類のトリプルジャンプを跳ぶ技術を身に付けています。
羽生結弦選手の元コーチとしても知られる都築章一郎コーチのもと、確実に実力をつけている青木祐奈選手もそのひとりです。

２０１５/１６シーズンには史上４人目となるトリプルルッツ、トリプルループのコンビネーションジャンプを成功させています。

伊藤みどりさんをはじめ、引退を表明した浅田真央さんや村上佳奈子さん、宇野昌麿選手など多くの有名スケーターたちを輩出してきた、名門クラブ所属の山下真瑚選手

本郷理華選手も所属する長久保裕コーチのもと、ジュニア離れした表現力から「鈴木明子２世」と呼び名も高い横井ゆは菜選手、美女スケーターで知られる岩本こころ選手、ルックスの良さから人気と実力も急上昇の鈴木沙弥選手など個性あふれる選手が見白押しです。

フィギュアスケート│ジュニア女子。日本　戦国時代到来

そして話題と言えば姉の本田真凜選手と入れ替わるように、２０１７/１８シーズンからジュニアに参戦予定の本田望結選手です。

子役として活躍しながら、フィギュアスケート選手としてもその実力は折り紙つきです。
なんと言っても子役として鍛えた表現力に加え、柔軟性を活かした演技は高い評価を得ています。

他にもジュニアの下のクラスノービスからも、ジュニアクラスへ上がってくる選手も出てきますし、ジュニアクラスからシニアへ参戦する選手も今後正式に発表される予定です。

オリンピックイヤーの２０１７/１８シーズンは、シニア選手だけでなく、ジュニア選手たちにも特別なシーズンになることに違いはありません。

2012年の北京オリンピック代表へ向けて、将来のオリンピックメダリストたちが、今のジュニア選手の闘いがもう、すでに始まっています。現世界ジュニア女王「ザギトワ」全世界ジュニア女王「本田真凛」がシニアに移動してジュニア女王の座は空席になります。

2018ジュニア世界女王候補には紀平梨花選手、紀平梨花選手に勝った滝野莉子選手、女子ジュニアはトリプルアクセルの戦国時代到来です。

 

滝野莉子vs紀平梨花【トリプルアクセル】ジュニア女王2018

フィギュアスケート│ジュニア男子日本。2017/2018