Jrグランプリ2017・ベラルーシ【初参戦・壺井達也】動画
ISU JGP Minsk 2017
JGPジュニアグランプリ2017
ベラルーシ大会
2017.09.20 〜09.23 ミンスク
Jrグランプリ2017・ベラルーシ【壺井達也】ライブ動画
9/23 18時45分〜 ベラルーシ大会 FSライブ動画放送
FS滑走順・滑走時間
19番 壺井達也 21時44分
FSライブ公式スコア▶
トータル公式スコア▶
JGRベラルーシ FS 壺井達也 動画
FS 118.70 トータル 185.19 5位
Jrグランプリ2017・ベラルーシ【初参戦・壺井達也】動画
9月22 深夜0時45分 SPライブ動画放送
SP滑走順・滑走時間
17番 壺井達也 9/22 深夜3時4分
JGRベラルーシ SP 壺井達也 動画
SP 66.49 5位
SPライブ公式スコア▶
[cc id=8468] [cc id=8423]開催地ミンスク市と仙台市の関係
「ISUジュニアグランプリシリーズ2017」
第4戦の「ベラルーシ大会」が、9月20日(水)〜9月24日(日)ミンスクで開催されます。
ベラルーシの首都であるミンスク市には、赤い教会として知られるローマ・カトリック教会、「聖シモン・聖エレーナ教会」があります。
この教会には、カトリック長崎大司教区が送った献金を基に作られた長崎の鐘の複製が置かれ、世界で初めて核実験が行われたニューメキシコ州の土が埋められています。
そして長崎県・広島県・福島県の土も埋められているのです。
チェルノブイリの悲しい出来事からも、ベラルーシでは日本に対して温かい気持ちを持った方が多くいるようです。
ちなみにミンスク市と仙台市は姉妹都市を締結しています。
羽生結弦選手と荒川静香さん、2人の金メダリストを生んだ仙台市と姉妹都市とは、なんだか親近感がわいてきますね。
初出場の全日本選手権で10位!
ベラルーシ大会には、男子シングルから壺井達也選手がエントリーしています。
壺井達也選手にとって、ベラルーシ大会がジュニアグランプリシリーズ初参戦の試合となります。
壺井達也選手の名を広めたのは、なんといっても昨シーズンの全日本選手権でしょう。
初出場にもかかわらず10位と大健闘!この結果には本人もコーチも驚いていました。
しかも初出場の大舞台で自己ベストを更新!
ジュニア選手がシニア大会に出場する際には、プログラムをシニア用の長い構成にしなければなりません。
そのため体力的にもかなり辛いプログラムとなるので、そんな条件での10位という結果は本当に素晴らしいことなんですね。
観客の心を掴む強心臓の持ち主
ショートプログラム演技後のインタビューでは、「最初は緊張して足が震えてしまった」と、ジュニア選手らしい一面を覗かせていました。
しかし最初のジャンプがコンビネーションにならなくとも慌てずに、すぐにリカバリーしたあたりやはり只者ではありません!
このリカバリーは全日本ジュニアの後にたくさん練習してきたそうですが、「今日も絶対に出来ると思ってやった」と話すように強いメンタルの持ち主でもあります。
ジュニアにはないコレオシークエンスにも、「練習してきたので体力的にも問題はなかった」と頼もしいコメント。
「演技中は会場の皆さんを盛り上げようと思った。それが出来たのが良かった。」と、観客とのコネクトも問題なし!
軽快なマンボのリズムに合わせて、観客席からも大きな手拍子が起こっていました。
すっかり観客たちの心を掴んだ壺井達也選手。
ショートプログラム15位からフリースケーティングでは8位、総合で10位となった初全日本選手権でした。
来年は優勝!全中
昨季の2月に行われた「全国中学校スケート大会2017」。
島田高志郎選手、木科雄登選手、三宅星南選手と、そうそうたるメンバーたちが揃うなか、壺井達也選手はショート3位と好スタートを切ります。
年末に少し痛めたという足の状態が気がかりでしたが、演技が始まるとそんな気振りを全く感じさせずに、3回転ルッツ+3回転トーループ、3回転ループ、2回転アクセルと決めていきます。
いつものように軽快にマンボを踊り、終わってみるとノーミスの演技でした。
そして翌日のフリースケーティング。
最初の3回転+3回転トーループはステップアウトするも、今大会はジャンプの難易度を上げてきてのプログラム構成です。
フリーでは見事1位となりましたが、総合でわずかに届かず2位となります。
しかし、ステップやスピンでは大きな手拍子の中、実に壺井達也選手らしい観客を巻き込んだ堂々の演技を魅せてくれました。
試合後には、「来年は優勝を狙っていく」と力強い言葉で締めくくっています。
今後も壺井達也選手から目が離せませんね!
今シーズンの目標は3回転アクセル
そして今シーズン、壺井達也選手は8月に行われた「げんさんサマーカップ」に出場しました。
壺井達也選手は、昨季の全日本選手権後のインタビューで「これから先戦っていくためには、3回転アクセルや4回転が必要になってくる」と話しています。
すでに昨シーズン中、「3回転アクセルは着氷に近づいている」とコメントしていたように、今大会では練習から積極的に3回転アクセルに挑戦していました。
しかし本番では力が入りすぎたのか迷ったのか1回転アクセルとなり、ショート2位、フリー2位の総合2位という結果になりました、
夏に行われたジュニア選手の強化合宿でも、壺井達也選手は「ジュニアも3回転アクセルがないと戦っていけないので、絶対に跳びたい」とコメントしています。
その一方で「表現の部分も大事にしたい」と、見る人に思いが伝わるような演技を目標に掲げています。
いつも観客たちと一体となって自身も楽しむ演技をする、壺井達也選手らしい言葉ですね。
新しい顔のプログラム
今シーズンの壺井達也選手のプログラムは、ショートが「エルトン・ジョン『ユア・ソング』」振付:宮本賢二。
フリーが「るろうに剣心」振付:本郷裕子。
ショートは昨シーズンのマンボとはまったく違った爽やかな大人の雰囲気の曲です。
一方のフリー、「るろうに剣心」では、赤い衣装でリンクを疾走する姿はまるで剣士のよう、若さあふれるパワーに圧倒されます。
大人にはまだちょっと遠い少年の雰囲気が出ていて、どちらもこの時期ならではの良さが伝わってきます。
ショート、フリーともに昨シーズンとはイメージが一変していて、新しい壺井達也選手の顔を見せてくれる、そんなプログラムです。
声援を力にして!
壺井達也選手にとって、初参戦となるジュニアグランプリシリーズ「ベラルーシ大会」。
今シーズンの目標である3回転アクセルに挑んでくるのでしょうか?
どんな大会であっても、いつも観客たちの心を掴むことができる壺井達也選手です。
観客たちの声援を力に変えて頑張ってもらいたいですね!
日本からも応援しましょう!!
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