全日本ジュニア選手権2017男子は混戦・三宅や島田はどお?

全日本ジュニア選手権2017男子は混戦・三宅や島田はどお?

フィギュアスケート 男子ジュニア日本一決定戦!

若手選手の登竜門「全日本フィギュアスケートジュニア選手権大会」がいよいよ開幕します。

開催日:11月24日(金)〜11月26日(日)
開催地:群馬県前橋市 ALSOKぐんまアイスアリーナ

ジュニアクラスの日本一を決定するこの大会、優勝選手には世界ジュニア選手権大会の代表が内定します。そして上位の選手には、シニアの全日本選手権大会に参加する資格が与えられます。

 

昨年の全日本推薦人数は6名。選手の皆さんには是非、上位目指して頑張ってもらいたいです!

ショート・プログラム滑走順▶
フリースケーティング滑走順▶
トータル結果▶

勝敗のキーポイント

今季のジュニア男子を見ると、特に難度の高い構成の選手は見当たりません。グランプリシリーズ出場組の選手でも、3回転アクセルをショート、フリー合わせて2〜3本の構成といったところです。

 

このように構成にさほど差が無い場合は、シニアの女子同様にいかにミスをしないかが勝敗の鍵となっています。3回転アクセルを決めたうえで、いかに他のジャンプもしっかり決めることをできるか。

 

が、現在の日本ジュニア男子は、その3回転アクセルも必ずしも安定しているとは言いがたいのが現状です。なのでもしも3回転アクセルが全員決まらなかった場合には、3回転アクセルがない構成で確実にジャンプを決め、スピン、ステップなどでも取りこぼしのない、表現もそれなりの選手が優勝すること予想されますが、さてどうなることでしょう?

 

表彰台に上がるのは?三宅?島田?

ではここで有力候補選手たちの表彰台を予想していきましょう。

グランプリファイナリスト 須本光希選手(西日本1位・193.45)

日本からは唯一、ジュニアグランプリファイナルに進出。西日本選手権ではショート4位からの逆転優勝で、ファイナリストの意地を見せてくれました。

 

3回転アクセルの不調で苦しみましたが、全日本ジュニアでは再び(3回転アクセル+2回転トーループ、3回転アクセル)2本構成に戻すとのことです。全日本ジュニア、ファイナルと試合が続くので、ここは踏ん張ってもらえるよう応援したいです!

今季ジュニアデビュー 佐藤駿選手(東日本1位・186.11)

ノービス4連覇を引っ提げ今季ジュニアデビューの注目選手です!羽生結弦選手、荒川静香さんが練習拠点にしていた仙台FSCに所属。憧れの羽生結弦選手を目指し頑張っています。

東北・北海道ブロック大会に引き続き、東日本選手権でも3回転アクセルに成功ショート、フリーともに1位の完全優勝を果たしました。アイスショーで何度転倒しても挑み続けてきた3回転アクセルを武器に、ジュニア初タイトルに挑みます!

 

3回転アクセル成功 山隈太一朗選手(西日本2位・180.79)

西日本選手権では、ショートで3回転アクセルに初成功!66.02点で自己ベストを更新しました。「こんなに良いショートは2年ぶりくらい」という勢いそのままに、全日本ジュニアでも頑張ってもらいたいです!

 

怪我からの復活 三宅星南選手(西日本3位・175.88)

右足首の捻挫を押して臨んだジュニアグランプリ・オーストリア大会で8位。試合後に剥離骨折が判明し、残りの試合欠場を余儀なくされました。その後、怪我によって「自分の滑りを見直すきっかけになった」という時期を経て、復帰戦・西日本選手権では3位と元気な姿を見せてくれました。

「足の痛みはもうない」と、3回転アクセルも決めてまずは一安心!改めて全日本ジュニアの活躍に期待です!

復調の気配 島田高志郎選手(東日本シード・ジュニアグランプリ196.72)

怪我のため、今季スタートが遅れたジュニアグランプリシリーズでは後半戦に連戦で出場。調整遅れの影響な否めませんでしたが、今出来得る構成でクロアチア大会5位、ポーランド大会7位と健闘しました。

今大会では、その後の調整具合が気になるところですが、復調の気配を見せてくれていただけに表彰台を期待したいです!

以上の選手が表彰台争いになるのではと見ています。

 

こちらの選手にも注目!

壷井達也選手(西日本5位・167.54)、木科雄登選手(西日本6位・159.42)もジュニアグランプリシリーズ出場組の2人も、自己ベストを考えると状況によっては表彰台争いに絡んでくる可能性は十分にあります。

今季成長著しい、鍵山優真選手(東日本2位・179.64)、國方勇樹選手(東日本3位・172.03)、長谷川一輝選手(東日本4位・4位170.04)。

 

羽生結弦選手と同じカナダ・トロントのクリケットクラブで頑張っている西山真瑚選手(東日本5位・148.55)も急成長を見せています。

 

佐藤駿選手と同じく、今季からジュニアデビューの、片伊勢武選手(西日本4位・168.13)、佐々木晴也選手(西日本10位・142.06)。

(昨季全日本ノービスA 1位佐藤駿選手、2位片伊勢武選手、3位佐々木晴也選手)

さらには今季ノービス優勝で推薦出場の三浦佳生選手など、未来のスター候補たちも目白押しです!将来有望選手が勢揃いの全日本ジュニア選手権大会、是非注目して見て下さい!

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