日本最大のライバル・ロシアのメドベージェワ選手ってどんな選手
現女子フィギュアスケート女王である、
エフゲニア・メドベージェワ選手。
昨シーズンからシニアに参戦し、
瞬く間に女王になりました。
世界フィギュアスケート選手権でも
日本の最大のライバルとなる
メドベージェワ選手に迫りたいと思います。
エフゲニア・メドベージェワ 全て世界歴代最高点
1999年11月19日生 17歳 身長157センチ
世界ランキング 1位
パーソナルベスト
トータル 229.71点 欧州選手権2017 世界歴代最高点
SP 79.21点 グランプリファイナル2016 世界歴代最高点
FS 150.79点 欧州選手権2017 世界歴代最高点
2017年、現在17歳、日本の樋口新葉選手とは
ジュニアの頃から同じ大会に出場しており、
今でもお菓子などのお土産を
贈り合うほど仲がいいのです。
グランプリシリーズのフランス大会では
ともに表彰台に上がり、
とても仲のよさそうな雰囲気でしたね。
日本のアニメが好きで、
セイラームーンのコスプレで
アイスショーに出演したこともあります。
また、羽生結弦選手の大ファンであることも
公言しています。
メドベージェワ選手は、現在、アクセルを除く
5種類の3回転ジャンプを
跳ぶことができます。
メドベージェワ ショート世界歴代最高点 動画
メドベージェワ フリー世界歴代最高点 動画
コンビネーションジャンプは
3回転フリップー3回転トウループや、
3回転サルコウ-3回転トウループなど、
高難度なジャンプをプログラムで取り入れています。
練習では3回転ジャンプを
3回連続跳ぶ超高難度の
コンビネーションジャンプも
披露しているそうです。
また、 ジャンプの際に片手を挙げて
跳ぶ(タノジャンプ)ことが多く、
加点を稼ぐことができます。
メドベージェワ 世界選手権2017 SP動画
SP 79.01
FS 154.4 トータル 233.41
ジュニア世界選手権でザギトワが使う技
コーチが同じで同門ですから。
メドベージェワ選手の演技の最大の武器は
後半にジャンプを多く配置することができることです、
これもザギトワと同じ戦略です。
ザギトワがメドベージェワの戦略を使ってるわけです。
後半に跳ぶジャンプは1.1倍となり、
高い得点につながります。
ショートプログラムではすべてのジャンプを
後半に跳んでおり、
今の採点方式では高得点となります。
プログラムのバランスとしては
どうなのかと疑問は残りますが、
体力が消耗した後半で正確にジャンプを跳ぶことができる
メドベージェワ選手の体力、
そして技術はトップクラスのものです。
やっぱメドベージェワはめっちゃカワイイよ~https://t.co/syVIJaLguN pic.twitter.com/YRlZR3nb3g
— ポンポコ事件簿 (@worldmoviestar) March 24, 2017
しかし、ロシアの女子フィギュアスケートは
どんどん下からの押し上げがり、
世界女王と言えども、安泰ではありません。
ソチの金メダリスト・ソトノコワ選手は、
五輪後はけがに悩まされています。
2017/2018シーズンも、競技に戻ってくるのは解りません。
五輪の次のシーズンで女王となった
エリザベータ・トゥクタミシェワ選手は
トリプルアクセルを武器にして頂点に立ちました。
しかし、翌年から現在に至るまで、
スランプに陥っています。
このようにロシアの女子は浮き沈みが激しく、
10代で競技を辞めてしまう選手が多いのが現状です。
さらに、先日、
世界ジュニアフィギュアスケート選手権で
日本の本田真凜選手を抑えて金メダルを獲得した
ザキトワ選手なども
オリンピックイヤーとなる
2017/2018、来シーズンはシニア参戦、
ピョンチャンオリンピック出場を目指してきます。
ほかにも、エレナ・ラジオノワ、
アンナ・ポゴリラヤ、
ユリア・リプニツカヤ、
マリア。ソツコワ選手など、
実力選手が山ほどいて、
ロシア国内での五輪代表争いは熾烈な戦いになります。
今は頭ひとつ抜け出している
メドベージェワ選手ですが、
女性選手はホルモンバランスや体重、
体型などが変わるとジャンプの軸が変わってしまい、
ジャンプを跳べなくなってしまうのだそうです。
メドベージェワ選手は体は細く、
まだ少女体型ですが、
急に身長が伸びないとも限りません。
このまま五輪女王に輝くのか、自国のライバルなのか、
はたまた、日本選手が荒川静香以来の
金メダルを獲得できるのか、
女子フィギュアスケートから目が離せません。
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