ビールマンスピンの衝撃!観客総立ち│1981世界選手権・動画

 

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背中に足がくっついてしまいスピンしちゃう凄い回転技。

これって、デニス・ビールマンさんの名前から来てるんです。

ビールマンスピンの衝撃!観客総立ち│1981世界選手権・動画

デニス・ビールマン

1962年12月生まれ

スイス出身

1981年 フィギュア世界選手権 金メダル

フィギュアスケート スイス代表だったデニス・ビールマンは1980〜1981シーズンで一番、活躍しました。

ビールマンスピンという技で一世風靡したわけですがビールマンスピンの原型は1960年のソビエト連邦のタマラ・ブラトゥスだと言われています。

デニス・ビールマンが1977年に特徴的なこのスピンを完成させてデニス・ビールマンの名前に因んでつけられたのがビールマンスピンです。

 

スケート選手が片脚を後方から頭上に伸ばし、伸ばした脚を手で保持した状態をビールマンポジションと称し、その状態でスピンを行なうことをビールマンスピンという。

ビールマンポジションのままスパイラルを行なうことをビールマンスパイラルという。

これらは非常に大きな柔軟性と技術を必要とするため、二重関節体質の持ち主、もしくは幼少からストレッチを行なう等して高度な身体の柔軟性を持った選手以外にはほとんど行なうことができない。

筋肉量の関係で、男性でこれを行なえる選手は非常に少ない。

筋肉量の関係で男子では

非情に難しいビールマンスピンを羽生結弦選手は使いこなしています。

1980/1981シーズンではドイツのカタリナ・ビットが頭角をあらわす直前。

ビールマンはカタリナ・ビットに勝利

カタリナ・ビット

1965年12月3日生

東ドイツ出身

1984のサラエボオリンピックで金メダル1988カルガリーでも金メダルで2連覇女子シングル2大会連続 金メダリスト

フィギュア世界選手権

1984、1985、1987,1988 4回優勝

欧州選手権 1983〜1988まで6年連続優勝

1994年リレハンメルオリンピック プロ選手で出場

女子フィギュアスケートの神様みたいな選手でしたが

ビールマンはカタリナ・ビットに勝利

19歳のデニス・ビールマンは1980のNHK杯で16歳のカタリナ・ビットに勝利して優勝

1981年のフィギュアスケート世界選手権でもアメリカ大会で地元アメリカの優勝候補15歳のエレイン・ザヤックに勝利して優勝しています。

デニス・ビールマンが優勝した決め手が3回転-3回転と中盤のビールマンスピン。

最後のコンビネーションスピンでこれからビールマンスピンだぞという体勢にはいったとたん、期待する拍手が沸き上がりビールマンスピンで観衆は総立ちになりました。

アメリカの観衆が総立ちになって拍手喝采【ビールマンスピン動画】1981世界選手権

1981年スイス女子スポーツ優秀賞受賞

日本の女子では、引退した中野友加里さん、荒川静香さん安藤美姫さんが両手持ちのビールマンスピン

浅田真央選手は片手だけで保持するビールマンスピンを得意としています。

男子では引退したロシアのオリンピック金メダリストのプルシェンコもビールマンスピンを取り入れてました。

現在では羽生結弦選手、カザフスタンのデニス・テンもビールマンスピンを取り入れてます。

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