宇野昌磨2017新プログラムで平昌オリンピック表彰台に王手!

宇野昌磨2017新プログラムで平昌オリンピック表彰台に王手!

2017年の世界選手権では羽生結弦選手と並び銀メダル、同年の国別対抗戦では総合302.2点という驚異的なスコアを叩き出した、男子シングル界で今最も勢いのある選手といえば日本の宇野昌磨選手です。

幼い頃から何かと注目をされてきた宇野昌磨選手は、シニアに転向してからもファンの期待通りに輝かしい結果を残し、着実な成長を見せてくれています。

宇野昌磨2017新プログラムで平昌オリンピック表彰台に王手!

そんな宇野昌磨選手、昨シーズンを終えるとすぐに2017/2018シーズンに使用する新プログラムを発表してくれました。

ショートにはヴィヴァルディの「四季より冬」を、フリーにはシニアデビュー時にも使用した「トゥーランドット」を新しくしたもので勝負します。

ショートに選んだ「四季より冬」はトリノオリンピックでスイスのステファン・ランビエール選手が、ソチオリンピックではカナダのパトリック・チャン選手が共に使用し、銀メダルを獲得していることからかなり期待できるプログラムだと思われる方も多いです。

この曲は冬の冷たさ、厳しさ、壮大さがストレートに表現されているため、まさに氷の上で舞うフィギュアスケートという競技にはぴったりで、観客の皆さんが演技開始からすぐにブログラムの世界観に入り込む姿が今から想像できます。

宇野昌磨2017新プログラムで平昌オリンピック表彰台に王手!

実際に宇野昌磨選手はすでに数々のアイスショーでショートを披露していますが、観客の反応はとても良く、かなり受け入れられているので、試合本番までどんどん磨きあげていってほしいです。

また、フリーで使用する「トゥーランドット」は以前使用したものとはまた違った仕上がりになるとのことですが、どのような進化を遂げるかとても楽しみです。

前作の「トゥーランドット」といえば世界に衝撃を与えたクリムキンイーグルに、年齢よりも卓越した表現、

そして演技終盤の鳴りやまない拍手、と感動する要素が満点でしたので、2017/2018バージョンの「トゥーランドット」ではその前作を超える難しさが最も大変であり、注目されるポイントであると言われています。

宇野昌磨選手は小柄ながらも存在感のある演技が魅力なので、その長所を生かして、さらに成長した宇野昌磨の新プログラム「トゥーランドット」を届けてほしいです。

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そして、宇野昌磨選手がオリンピックでメダルを獲るために欠かせない人物といえば、コーチ兼振付を担当している樋口美穂子コーチです。

樋口美穂子コーチが語るには、宇野昌磨選手は今回の新プログラムを選ぶときでさえ「なんでもいい」と答え、あまり自己主張をするタイプではないそうですが、それと同時に「他の先生の振付は考えていない」と言い切るくらい樋口コーチに全信頼をよせています。

よく長期間同じ振付師に依頼していると、既視感の強いプログラムになる傾向があるため、振付師を変えた方がいいという厳しい意見もあります。

しかし、宇野昌磨選手の場合はいつも近くで練習を見ていてくれる樋口コーチだからこそ、シーズン開幕後に何かあってもプログラムを修正でき、振付だけでなく技術的なことも含めて即対応してもらえるという強みがあります。

また、少しシャイな宇野昌磨選手も樋口美穂子コーチの前ではいつも笑顔でリラクッスしているように見えますし、そんな関係が築けるからこそ、どの試合でも冷静に滑りきることができるのです。

従って、宇野昌磨選手にとって樋口美穂子コーチとはオリンピックまで導いてくれる案内人のような存在であり、今のスタイルのまま戦っていく選択は、現時点ではベストであることがわかります。

このふたりがオリンピックのキスアンドクライに座り、笑顔で手を振る姿が叶うよう、これからも見守っていきたいです。

宇野昌磨2017新プログラムで平昌オリンピック表彰台に王手!

まもなく夏が終われば、あっという間にオリンピックモードに空気が変わってしまいますが、宇野昌磨選手にはハードな練習の中で体調を崩さず、ケガに気を付け、万全な状態で全試合に挑めることを願っています。

絶対王者の羽生結弦選手に追いつくまであと少しのところまで来ていますが、このまま勢いに乗れるか、オリンピックシーズン独特の空気に呑み込まれるかは本人次第です。

しかし、シーズン早々に新プログラムを発表、公開した宇野昌磨選手のことですから誰よりもオリンピックに向けて燃えていることは間違いありません。

複数の4回転ジャンプを操る一方、表現力の宇野昌磨としても評価される貴重な選手ですから、ハイレベルなジャンプ構成の若手ライバル選手たちの中から、頭ひとつ飛びぬける可能性を1番持っています。

初戦から準備の整った新プログラムを武器に、宇野昌磨の芸術性はさすがだと周りを唸らせるような場面が見られると嬉しいです。

それでもオリンピックを経験している先輩たちは脅威かもしれませんが、日本人としては是非、羽生結弦、宇野昌磨という素晴らしい両選手が納得のいく結果を残し、2017/2018シーズンを終えられるように精一杯応援していきたいです。

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