World Figure Skating Championships
フィギュアスケート世界選手権
2017.03.29 – 2017.04.02
2018平昌オリンピックの出場枠を決める
大事な大会となる、
世界フィギュアスケート選手権大会。
2018ピョンチャンオリンピック出場「枠」確保に赤信号
2018ピョンチャンオリンピックの
出場3枠を獲得したい日本ですが、
3枠取りに赤信号が点灯してしまいました。
日本選手権3連覇中の宮原知子選手が
けがの影響で欠場することになったのです。
宮原選手は現在世界ランキング2位、
三原舞依選手が21位、
樋口新葉選手が22位と続きます。
今回、宮原選手の代わりに出場するのが
本郷理華選手で世界ランキング8位です。
ただ、今シーズンの活躍を見ると、
三原舞依選手がどれくらい上位に食い込んでくれるかが、
3枠獲得の鍵となるのではないかと思っています。
三原舞依選手が鍵を握る
三原舞依選手は、アクセルを除く
すべてのトリプルジャンプを跳ぶことができます。
コンビネーションのバリエーションも多いです。
三原舞依ちゃんの活躍に期待。世界選手権ではプレッシャーを感じず伸び伸びと精一杯頑張って欲しい https://t.co/BkDJIIsvO3 pic.twitter.com/EpQ17R7jTg
— フィギュアスケートまとめ零 (@xxredse) March 21, 2017
スピード感のあるスケーティングから、
ステップ・スピンはともに
レベル4を獲得する技術もあります。
普通に滑ることができれば
総合的に完成度の高い演技を見せることが
できるでしょう・・・ただ、
三原舞依選手は昨シーズン中に、
若年性特発性関節炎(若年性リウマチ)を発症、
今も病気と闘いながら競技を続けています。
https://twitter.com/phoenix5244/status/840579719951138818
いつ、また、発症するかも分からないですし、
三原舞依選手だけにオリンピック枠の
重圧を背負わせてしまうのは酷ではないかと思います。
次に続くのは樋口新葉選手です。
ジュニア選手権では、
表彰台の常連だったのですが、
やはり腰痛持ちで、良い時と悪い時では
別人のような演技になってしまいます。
まだまだ、若く、
プレッシャーに押しつぶされてしまうのではないかと
心配です。
https://twitter.com/runsanne/status/838632608858697729
3人の中では本郷理華選手が一番年上で、
国際大会の経験も豊富です。
ただ、今シーズンの演技を見ると
本調子とは言えず、
どこか痛いのかなと心配になります。
すべての選手からけがを取り除いてあげたいと
思ってしまうのは私だけでは
ないのではないでしょうか。
現在、女子シングルは
ロシア勢とカナダ、アメリカの選手が上位にランキング
ロシア勢では、
世界女王の
エフゲーニャ・メドベージェワ選手 世界ランキング1位
アンナ・ポゴリラヤ選手 世界ランキング3位
マリア・ソツコワ選手 世界ランキング 10位
が出場。
グランプリファイナルにも出場した
世界トップレベルの選手です。
ロシア勢のは新旧交代が著しく
ポゴリラヤが最年長の18歳です。
アメリカからはベテランの域に入った
アシュリー・ワグナー選手 世界ランキング5位
若手のカレン・チェン 世界ランキング16位
マライア・ベル選手 世界ランキング30位
が出場します。
ベテランのゴールド、長洲未来選手は
落選です。
大きな大会では実力以上の力を発揮する
ソチオリンピック7位の
アシュリー・ワグナー選手は昨年も
表彰台に上がっており、
ライバルの一人となるでしょう。
カナダからは、ソチオリンピック13位
ケイトリン・オズモンド 世界ランキング12位
ソチオリンピック17位
ガブリエル・デールマン選手 世界ランキング11位
https://twitter.com/yuzu_katsuko/status/839401490036862976
ともに、今シーズンは好調で国際大会で
上位に食い込んでいます。
そのほかにもドーピング問題から復帰した
ソチオリンピック銅メダリスト
イタリアのカロリーナ・コストナー選手 世界ランキング50位
アジア選手権で優勝した
韓国のパク・ソヨン選手 世界ランキング17位
も注目の選手です。
ブライアン・オーサーコーチの弟子
カザフスタンのトゥルシンバエワ選手 世界ランキング13位
も気になる選手です。
ロシアのメドベージェワ選手が
頭ひとつ抜けていますが、
その他はその時調子の良かった選手が
表彰台に上がることができるのではないでしょうか。
四大陸選手権で優勝した三原舞依選手にも
表彰台に上がる可能性はあります。
三原舞依選手だけに期待してしまうと
かわいそうと思いながら、
期待できるのは彼女だけになっているのも事実。
プレッシャーを楽しんでこそ、トップアスリートです。
ここでよい演技をすれば
大きな自信になると思います。
大人はいろいろなこと言いますが、
自分の持っている技術で最高のパフォーマンスを
見せることができれば大丈夫だと思います。
もちろん、ほかの二人の選手と合わせて、
日本から応援したいと思っています。
世界ランキング 女子ベスト10 2017年3月22現在
1位 メドベージェワ ロシア 出場
2位 宮原知子 日本
3位 ポゴリラヤ ロシア 出場
4位 トゥクタミシェワ ロシア
5位 ワグナー アメリカ 出場
6位 ラジオノワ ロシア
7位 長洲未来 アメリカ
8位 本郷理華 日本 出場
9位 ゴールド アメリカ
10位 ソツコワ ロシア 出場
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