World Figure Skating Championships
フィギュアスケート世界選手権
フィギュアスケート世界選手権が2017年3月末に控えていますが、この大会に当初選出されていたのは、宮原知子選手、三原舞依選手、樋口新葉選手の3選手でした。
ですが、宮原選手が股関節の怪我により、欠場を発表し、本郷理華選手が補欠でいたので、今回世界選手権に急遽出場となったのです。
出場が急遽決まるということは、その調整は仕上がりがとても難しくなると思います。そんな中で、フィギュアスケート世界選手権への出場が決まった本郷理華選手にとっては難しい状況かもしれませんが、この与えられたチャンスを見事に物にしてほしいと願っています。
宮原知子選手は2月に股関節の怪我をし、フィギュアスケート四大陸選手権を欠場しました。そして、3月のユニバーシアードも欠場。その際も、本郷理華選手が代理で出場をし、その際もシーズンはほとんど終わりにさしかかり、来期のプログラムの準備にとりかかろうとしていた時の打診だったと思います。
また、アジア大会は、宮原選手の欠場により本郷理華選手のみでの出場でした。そんな調整不足だったり、一人だけの出場だったりしたことは、本当に大変だったと思いますし、それでも一生懸命演技を見せてくれた本郷理華選手は素晴らしいと思います。
彼女の魅力は、高い身長と長い手足を生かしたダイナミックで魅力のある演技です。日本人離れをした外見は彼女の魅力的な武器ですし、ジャンプや演技を決めても、とても映えて綺麗なんです。
彼女は正式には発表はしていないようですが、お父様は外国人だと言われています。おそらくいろいろな苦労があったのだとは思いますが、彼女を特に応援している理由の1つがハーフであることです。
理由は、うちの娘もハーフだからです。そして、運動が大好きで、高い身体能力を要しているので、何か本格的にスポーツをやらせたほうがよい、と様々な運動系のコーチに言われます。
まだ幼児ですので、特に何かを本格的にしているわけではありませんが、スポーツ界でハーフの選手が出るたびにとてもうれしく、純日本人選手よりもずっとずっと応援したくなります。
また、本郷選手は地元仙台のリンクが閉鎖うるにあたり、コーチとともに名古屋へ単身やってききました。わずか9歳で親元を離れ、コーチと仲間との集団生活を送っていたのです。9歳で親元を離れてフィギュアスケートをずっとがんばってきた本郷選手。
普通の子供には考えられないような、精神力や忍耐力があると思います。
今期はジャンプの状態があまりよくなく、本来の本郷選手の実力が発揮できていないシーズンではありますが、元の実力は素晴らしい選手です。
短期間での調整が難しいのはあると思いますが、本郷選手はジャンプが決まれば非常にダイナミックで見栄えのする演技ができる選手ですので、世界選手権での活躍を期待しています。
気負いせずに、のびのびと自分の演技を見せてください。応援しています!
本郷理華選手の応援メッセージが「フィギュアスケート 動画」
サイトに寄せられています。こちらに紹介させていただきました。