本田まりん

本田まりん選手は、2015/2016シーズン、世界ジュニア選手権で優勝を飾ると一躍スタースケーターとして世間の注目を浴びました。

 

本田まりん選手と言えば、妹があの人気子役で有名な本田望結ちゃんであるとか、

美女軍団オスカープロモーション所属であるとか、

何かとそんな話題ばかりが先行していた時期も少なからずありましたが、

世界女王(ジュニア)という素晴らしい結果を出すあたり、間違いなくスターの素質を感じさせます。

 

オフシーズンはアイスショーにも出演し、多くのスケートファンを魅了してくれました。

 



そして迎えた、2016/2017シーズン、世界女王の称号を背負いながらの戦いが始まりました。

今季のショートプログラムは、チャップリンのモダンタイムという映画の挿入曲「スマイル」。

フリーはフィギュアスケートの王道とも言うべき「ロミオとジュリエット」でした。

 

世界王者に返り咲いた羽生結弦選手が

17歳で世界選手権銅メダル、19歳でオリンピック金メダルを獲得した際に使用していたのと

異なるロミオとジュリエットを編曲してのプログラムでした。

 

「ロミオとジュリエット」のプログラムの選曲を知った時、

フィギュアスケートファンなら本田まりん選手がジュニア世界女王の2連覇に勝負をかけて

挑んできたと感じたのではないでしょうか。

柔らかくしなやかでどこまでもやさしい雰囲気の「スマイル」に対し、

切なさや苦しさ時には鬼気迫るような「ロミオとジュリエット」は、

すでに本田まりん選手の代表作のひとつにあげるスケートファンも少なくありません。

 



2016/2017シーズン初戦となるアジアフィギュア杯ジュニアクラスは見事優勝で飾りました。

続くジュニアグランプリシリーズは、横浜・リュブリャナ杯2戦ともに2位となり

ジュニアグランプリファイナルへ進出を決めました。

 

この時期、ジャンプの不調もあり本人としては、インタビューなどからも

必ずしも満足のいく演技ではなかった様子でしたが、

そんな中でのジュニアグランプリファイナル進出は本田まりん選手の底力を感じさせるものでした。

 

 

4度目の出場となった全日本ジュニア選手権では、ショート2位のスタートから、

フリーではジャンプミスが続くなど精彩を欠きましたが、3位で表彰台に上がりました。

多くのフィギュアスケーターたちは、痛いところが何もない、

とういう状況で試合に臨むことは決して多くはありません。

 

どこかしらに故障を抱えながら、長いシーズンを戦う選手がほとんどです。

そして本田まりん選手も、そんな万全ではない体調の中で

全日本ジュニア選手権3位という結果を残したのです。

 

12月初旬、2度目の出場となったジュニアグランプリファイナルでは、

優勝候補でありなあがら体調を崩し棄権となってしまいました。

 

開催地への移動中に体調不良を訴えながらも、

初日の練習には参加した本田まりん選手でしたが、その後インフルエンザの感染が判明したのです。

 

このジュニアグランプリファイナルの約半月ほど前、日本空港とのスポンサー契約が発表されました。

シーズン中にもかかわらず、会見など多忙なスケジュールなどの影響がなかったのかと残念でなりません。

その後、日本に帰国し2度目の出場となる全日本選手権では、

ジュニアグランプリファイナルの悔しさをぶつけるように総合で4位と大健闘しました。

 

 

試合後「スケートが出来ることが本当に嬉しかった」と語っています。

2連覇をかけて臨んだ世界ジュニア選手権は、3月台北市で開催されました。

今季苦しみ続けてきたプログラムでしたが、

世界ジュニア選手権ではショート、フリープログラムともにノーミスの演技でパーソナルベストを更新しました。

 

ジュニア選手としては史上2人目となる総合200越え、201.61点をマークしますが、

ロシアのアリーナ・ザキトワ選手の207.43点には届かず、銀メダルとなりました。

 

銀メダルでも十分に凄いことですが、やはり本人としては2連覇を狙って臨んだことでしょうから、

パーソナルベストの喜びと同じくらいに悔しさを感じた試合になったかもしれません。

 

シーズン最後の国別対抗戦では、日本チームが金メダルを獲得し今シーズンを締めくくりました。

本田まりん選手は国別対抗戦エキシビションでゲスト出演してシーズン終了の演技を魅せてくれました。

 

国別対抗戦の大会直前にはこれまで日本だけでなく、

世界のフィギュアスケート界を長きに渡って牽引し続けてきた浅田真央さんが引退を表明、

それに続くように同門の村上佳奈子さんもエキシビションで引退を表明しました。

 

浅田真央さんと村上佳奈子さんの引退表明によって、

女子フィギュアスケート界のひとつの時代の終焉を多くの人が感じたことでしょう。

 

その一時代の終わりを象徴するかのように村上佳奈子さんに、

来季2016/2017シーズンからシニア参戦となる本田まりん選手と坂本香織選手から花束が贈られました。

 

こうしてひとつの時代が終わったとして、もまた確実に引継いでいく者がいる日本の女子フィギュアスケート界に新しい時代の到来を強く感じます。

 

来季のオリンピックシーズンにシニア参戦する本田まりん選手、

何も怖がらず挑戦者として強い気持ちで臨んでいってほしいものです。

 


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