世界選手権2017

World Figure Skating Championships
フィギュアスケート世界選手権

平昌オリンピック出場枠3枠死守へ

2016/2017世界選手権は、来年の平昌オリンピックの出場枠の数がかかった大会なので、どの国の選手達も例年よりもプレッシャーを感じているのではと思います。とくに3枠取り続けていた日本の選手達は、そうかもしれません。

日本から出場する女子シングル選手達は、初出場の若手選手2人と、補欠で選ばれた選手ひとりです。宮原選手の負傷により本郷理華選手がかわりに出場することになりました。

本郷理華選手はこの世界選手権以前に開催された試合も宮原知子選手のかわりに出場していました。なのでもともとの予定よりもハードなシーズンになっていると思います。そんななかでどれだけベストがつくせるか・・、

体に気をつけてがんばってほしいです。本郷理華選手の手足の長さとダイナミックな動きは好きなので、その魅力が発揮できることを祈っています。

若手のふたり、樋口新葉選手と三原舞依選手は枠取りなど気にせずにがんばって・・と言いたいところですが、やはりそうはいかないと思います。樋口選手は不調をひきずらないで、気持ちをきりかえてがんばってほしいです。

三原舞依選手の軽やかで品のある滑りがみたい

三原舞依選手は4大陸選手権のように滑ることが楽しい!という気持ちを忘れないで滑ってほしいです。軽やかで品がある滑りを見せてください。

怪我で棄権することになった宮原知子選手のことも忘れないでほしいです。宮原知子選手はミスが少ない選手だし世界選手権の出場経験もあるので、このタイミングで棄権というのは、本人も周りも大変だと思いますが、今は体をしっかり治して来シーズンに備えたほうがいいと思います。

無理をして怪我をひきずるようになってしまうほうが怖いです。
日本の選手達のライバルになるロシアの選手達は、実力があってきれいな選手達なので私も好きです。日本の選手もロシアの選手も実力を出しつくした試合を見たいです。

今年の大会とは関係ないですが、オリンピックといえばやはり思い出すのは浅田真央選手です。

 

オリンピックの常連、浅田真央選手がいないのが寂しい

ソチ五輪での滑りは今も多くの人の中に残っています。その浅田真央選手は、過去の2つのオリンピックの枠取りに貢献し、自身も出場しました。

その浅田真央選手が今回の世界選手権に出ないとは・・。このことは寂しいですが、新たな世代の選手達が育ってきているという現実を見なければと思っています。

選手達の立場やプレッシャーを、私が理解するのは無理なのかもしれません。同じような立場にたったことはないので、ただ想像するしかできません。それでも世界選手権の本番が近づいてくると考えるだけで緊張します。

試合会場まで行くファンもいるので、そういう人達のツイートを見ながら当日は観戦するつもりです。
フィギュアスケートを長い年月見ているわけではないので、知らないことも多いです。けれど昔とくらべてトップレベルの選手が日本にたくさんいる、ということは知っています。これはすごいことです。

選手自身の才能と努力はもちろんですが、先輩選手達の影響も大きいはずです。今回の世界選手権に出場する選手達も、先輩達のすごさをちらっとでも思ってほしいなと思います。