樋口新葉

ISU World Team Trophy 
国別対抗戦フィギュア2017

樋口新葉

女子シングル

ショートプログラム 4月20日 16時35分〜

フリースケーティング 4月22日 16時50分〜

樋口新葉 プロフィール 16歳 身長152センチ

コーチ:岡島功治 所属クラブ:開智日本橋学園

日本橋女学館高校

パーソナルベスト

トータル PB 194.48

ショートプログラム PB 65.87

フリースケーティング PB 129.46

国別対抗戦2017 樋口新葉 成績

ショートプログラム得点 71.41 5位

フリースケーティング得点 145.30 3位

国別対抗戦2017 樋口新葉 動画

ショートプログラム・SP動画

SP 71.41

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フリースケーティング・FS動画

FS 145.30

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スピードに加え表現力にも磨きをかけた樋口新葉選手を全力応援!

私がはじめて樋口新葉選手の存在を知ったのは、

ニュース番組のスポーツコーナーがきっかけでした。

その時、樋口新葉選手はまだ中学生でしたが、

そのスピード感あふれるスケートにすっかり魅了されてしまったのです。

ソチ五輪終了後、先日引退した浅田真央さんが休養中の時だったと記憶しています。

浅田真央さんの休養でちょっと淋しく感じていた

フィギュアスケートシーズンでしたが、樋口新葉選手の登場によって

日本女子フィギュアスケート界の層の厚さを感じました。

しかし急に注目されすぎたのが重圧となってしまったのか、

年末の全日本選手権では思うような演技ができずに

涙を流す樋口新葉選手の姿を見て、フィギュアスケートという競技の難しさを感じるとともに、

改めて浅田真央さんの強さや背負っていたものの大きさを思いました。

でも、こんなところで止まってしまう選手では決してないはず、

とそれ以来ずっと樋口新葉選手を応援してきたのです。

ジュニア最後となった、2015/2016昨シーズンは、腰の故障などもあり苦しいスタートでした。

いつもなら決まるはずのジャンプが決まらず、

もうちょっとのところでグランプリファイナルを逃してしまい、

人目も気にせず大泣きしていた樋口新葉選手でしたが、

その後の全日本ジュニアで優勝、全日本選手権では銀メダルと、

くやしさを力に変えてすばらし演技と成績を残してくれました。

そして掴んだ世界選手権ジュニアへの切符。

その世界ジュニアではショートでまさかの

トリプルジャンプのコンビネーションが回転不足で転倒、

迎えたフリーでも冒頭の連続ジャンプが単独になるも、

その後はノーミスで最後に連続ジャンプを付けてリカバリーしていました。

シーズン前半は故障に苦しみましたが、

終わってみればパーソナルベストで銅メダルを獲得。

どの選手も少なからず故障を抱えているとは思いますが、

それでもこうしてメダル圏内で戦うことができるということは、

本当に凄いことだと思いました。

https://twitter.com/yumikikuha/status/854829217711706112

樋口新葉選手は2016/2017 今シーズンからシニアに参戦しました。

グランプリシリーズ初戦のフランス大会、

最強ロシア女子に続き銅メダルを獲得してくれました。

今季の樋口新葉選手のプログラムはショートが「ラ・カリファ」です。

羽生結弦選手の振り付けでも有名な

シェイリーン・ボーンさんの振り付けですが、個人的にはフリーの

「シェヘラザード」よりも大好きなプログラムです。

演技が始まる直前には、パソコン画面からもその緊張が伝わってくるようでした。

下を向いて大きく一息吐いて、顔を上げた時にはすでに表情が一変、

樋口新葉選手の物語が始まります。

樋口新葉選手ならではのスピード感、そしてステップからの流れの中で跳ぶジャンプ、

後半のコンビネーションジャンプもクリーンに決めます。

後半になっても持ち前のスピードが落ちることはなかったのですが、

3回転が2回転ジャンプになってしまいました。

それでも演技は止まることなく最後まで滑りきったのです。

エキシビションの「白夜行」の演技を見ながら、

樋口新葉選手の昨シーズンからの変わりように、ただただ感嘆していました。

昨シーズンまでは持ち前のスピードを活かした、

とにかく元気でパワフルな樋口新葉選手でしたが、

今シーズンは表現面で大きな変化を感じたのです。

本人が表現力に力を入れて努力したことは間違いないでしょうが、

このようにすぐに表れるのも、やはりしっかりとした

技術があってのものだと感じています。

イタリアのフィギュアスケート実況を見ると、樋口新葉選手のことを

ジュニア時代からとても才能ある選手と褒めてくれています。

樋口新葉選手の将来を案じて真剣に議論したりしているのですが、

こんな海外の人からもその才能を認められて愛されている

樋口新葉選手をとても誇りに思います。

来年の平昌オリンピック、女子は2枠を獲得しています。

この2枠を巡って日本国内でも熾烈な戦いが待っていると思いますが、

樋口新葉選手なら必ず勝ち取ってピョンチャンオリンピックに行けると信じています。

今季最後となる国別対抗戦、悔いのないような演技ができますように、

テレビ観戦ではありますが全力応援したいと思っています。