フィギュアスケートJGP2017【ロシア3連勝】女子後半戦の行方

日本開催!JGP・ジュニアグランプリファイナル

8月から始まった「ジュニアグランプリシリーズ2017」。
全7戦のうち第3戦のラトビア大会を終え、いよいよ後半戦へと突入します。

ジュニアグランプリシリーズは、順位によってそれぞれポイントが与えられます。

そのポイント獲得の上位6名が、ジュニアグランプリファイナルに進出することができるのです。

フィギュアスケートJGP2017【ロシア3連勝】女子後半戦の行方

6選手による頂上決戦、戦いの舞台となるのは名古屋です。

12月7日(木)〜12月10日(日)、シニアと同時開催されます。

オリンピックシーズンのグランプリファイナルは、「平昌五輪2018」本番前の国際大会でもあります。

そのため今季のグランプリファイナルは、例年以上の盛り上がりが予想されています。

そんな中、ジュニアグランプリシリーズを勝ち抜いた6名のジュニア選手たちの戦いにも大きな注目が集まっています。

ジュニアグランプリ 男子

日本VSロシア 2強対決の行方

昨シーズンまでジュニア女子シングル界を牽引してきた、日本の本田真凛選手、坂本花織選手、そしてロシアのアリーナ・ザキトワ選手が今シーズンよりシニアに移行します。

これらの上位選手たちが抜けた今シーズン、これまで同様に日本VSロシアの2強対決となるのでしょうか?

ジュニアグランプリシリーズ第3戦までの結果を見てみましょう。

Jrグランプリ第1戦オーストラリア大会

滝野莉子選手、松岡あかり選手出場

1位 アレクサンドラ・トゥルソワ選手(ロシア) 15P
2位 アナスタシア・グリャコワ選手(ロシア) 13P
3位 滝野莉子選手(日本) 11P

4位 松岡あかり選手(日本) 9P

4回転サルコウ認定!

この大会、話題をさらったのはなんといっても、優勝したアレクサンドラ・トゥルソワ選手です。

国際大会デビューで優勝!

しかも4回転サルコウを跳び、回転不足ながらも認定されました!
これは、2002/2003シーズンジュニアグランプリファイナルの安藤美樹さん以来となる快挙です!

さらに4回転サルコウ以外は全て加点付き!

特に敬遠されがちなセカンドに3回転ループを組み込んだ、3回転ルッツ+3回転ループの高難度コンビネーションジャンプでの加点は本当に凄いことです。

13歳64日の優勝は、ユリア・リプツカヤさんの13歳103日の記録を更新する記録となりました。

アレクサンドラ・トゥルソワ選手は、現世界女王のエフゲニア・メドベージェワ選手と同門のエテリ・トゥトベリーゼチームに所属しています。

6つのジャンプをプログラムの後半に跳び、片手、両手を上げて跳ぶタノジャンプを多様するあたり、エテリ組の掟にもしっかりと従っています。

ジャンプにもクセがなく、ステップ、スピンはまだまだジュニアらしく伸びしろ満載です。

これは1戦目からファイナル進出の最有力候補が現れました。

PCSではトップ

ジュニア2年目のアナスタシア・グリャコワ選手。

2位となりましたが、PCSでは優勝したアレクサンドラ・トゥルソワ選手を上回るなどスケーティングの美しさは目を惹きました。

3回転アクセルを入れてくるかと思いきや、今回は腰痛明けとの情報もあり見送っています。

エテリ組門下生たちを超えるほどの、連続タノジャンプでした。



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初参戦の滝野莉子選手

初のジュニアグランプリシリーズ参戦となった滝野莉子選手。

ショート、フリーともに3位、総合で3位と銅メダルを獲得しました。

ローカル大会で挑戦していた3回転アクセルは見送りましたが、体幹の強さを感じさせる安定したジャンプを披露してくれました。

3回転ルッツにアテンションマーク「!」がついていたので、課題ジャンプなのかたまたまだったのか、いずれにしてもまだまだ今後の伸びしろが期待できる選手です。

圧巻の高速スピン 松岡あかり選手

惜しくも表彰台を逃した松岡あかり選手。

フリースケーティングではジャンプの回転不足が3つありました。

それでもラストの高速レイバックスピンは圧巻で、観客の心を掴んでいました。

 

Jrグランプリ第2戦オーストリア大会

岩野桃亜選手、山下真瑚選手出場

1位 アナスタシア・タラカノワ選手(ロシア) 15P
2位 イム・ウンス選手(韓国)13P
3位 山下真瑚選手(日本) 11P

4位 アナスタシア・グバノワ選手(ロシア) 9P
5位 スター・アンドリューズ選手(アメリカ) 7P
6位 岩野桃亜選手(日本) 5P

またまたロシア勢優勝

前年度ジュニアグランプリシリーズを1位で経過した、アナスタシア・グバノワ選手が4位発進となりました。

優勝したのはジュニア1年目のアナスタシア・タラカノワ選手。

第1戦のオーストラリア大会を優勝したアレクサンドラ・トゥルソワ選手の197.69点に次ぐ196.68点での優勝でした。

アナスタシア・タラカノワ選手もアレクサンドラ・トゥルソワ選手同様にエテリ組の門下生です。

高くて勢いのある3回転ルッツジャンプには高い加点がついています。

若干苦手ジャンプがある様子ですが、軸のぶれない綺麗なスピンには、観客席からも大きな拍手が巻き起こっていました。

ジュニア1年目らしく、キスアンドクライでは高得点に驚く姿が初々しいアナスタシア・タラカノワ選手でした。

韓国チャンピオン登場

身長160cmとジュニア選手の中では高身長の韓国イム・ウンス選手。

昨シーズンの韓国チャンピオンで、世界ジュニア選手権でも4位となっています。
昨シーズンのジュニアグランプリシリーズでも3位、4位と安定感があり、ファイナル進出の可能性も十分にあります。

今季はファイナル進出へ!山下真瑚選手

3位で銅メダルを獲得した山下真瑚選手も安定した実力の持ち主です。

昨シーズンのジュニアグランプリシリーズでは2戦とも3位と表彰台に乗りながらも、ファイナル進出を逃しています。

山下真瑚選手の地元、名古屋で開催されるファイナル。

今シーズンは是非進出してほしいですね!

優勝候補敗れる

優勝候補だったロシアのアナスタシア・グバノワ選手が、ミスを連発し4位からのスタートとなりました。

怪我でなければいいのですが、若干気になったのが成長期らしき兆候が見られることです。

直近のロシア国内戦では212.59点を叩き出し、順調に調整できていると思われていただけにこの順位は予想外でした。

しかしジャンプは不調ながらも、相変わらずのステップやスケーティングスキルの高さを見せてくれました。

3回転アクセルに挑戦

5位のスター・アンドリューズ選手(アメリカ)。

冒頭で3回転アクセルに挑戦してきました!
ダウングレードではありましたが、身体能力の高さが窺えるパワフルな演技でした。

ホイットニー・ヒューストンの「One Moment in Time」は、スター・アンドリューズ選手にとてもよく合ったプログラム。

黒人スケーターとしてだけでなく、今後が非常に楽しみな選手です。

実力を発揮できず 岩野桃亜選手

6位となった岩野桃亜選手。

素晴らしいスケーティングと表現で楽しませてくれましたが、回転不足やエッジエラーなどでスコアが伸びませんでした。

十分に表彰台を狙える実力があるだけに、残念な結果となりました。

Jrグランプリ第3戦ラトビア大会

紀平梨花選手 横井ゆは菜選手出場

1位 ダリア・パネンコワ選手(ロシア) 15P
2位 紀平梨花選手選手(日本) 13P
3位 エイミー・マ選手(アメリカ) 11P

4位 アリサ・フェディチキナ選手(ロシア) 9P
5位 横井ゆは菜選手(日本) 7P

2年ぶりのミスでも優勝

ジュニア2年目、ジュニアグランプリシリーズ初出場となるロシアのダリア・パネンコワ選手が優勝しました。

ここは期待も込めて紀平梨花選手の優勝を予想していただけに、若干力が抜けた感が拭えなくもないですが、ショートプログラム6位からの追い上げは見事でした!

優勝したダリア・パネンコワ選手は、本当にミスの少ない選手ですが、フリーでは珍しく3回転ループで転倒。

しかしこのジャンプでの転倒、約2年ぶりだとか!

ジュニアグランプリシリーズのような大きな国際大会には初出場だったので、そのあたりも微妙に影響したのかもしれません。
が、それでも優勝するのですから本当に凄いことです。

 

ファイナル進出をかけて!紀平梨花選手選手

これまで日本のジュニア女子を牽引してきた、本田真凛選手、坂本花織選手、白岩優奈選手たちが揃ってシニアへ移行したため、今シーズンからはエースとしての重責を背負うこととなった紀平梨花選手。

だからと言うわけではないでしょうが、ショートプログラムではちょっと緊張した様子でした。
しかし、ショートのミスを引きずらないフリー演技は見事でした!

3回転アクセルは惜しくも転倒してしまいますが、回転不足は取られていません。

フリーでのTES・PCSはともにトップ!

ショート6位、フリー1位、総合で2位と銀メダルを獲得しました。
昨シーズンのグランプリシリーズでは、女子で史上7人目となる3回転アクセルに成功し、これまた同時に女子史上初となる6種類8個の3回転ジャンプを成功させて世界を驚かせてくれました。

そして今シーズンはジャンプ以外のスピン、ステップ、スケーティングの全てで日本の新エースらしい演技を披露してくれました。

その演技は昨季から比べ表現が深くなり、随分と大人の雰囲気になりました。
海外の解説者も昨年からの変化に触れ「少女の演技から美しい女性の演技に向上した」。

3回転アクセルの転倒についても、「彼女は技術的に強い選手なので問題は無い」としたうえで、「それよりも演技が成熟したことの方が大きい」と賞賛の言葉を並べています。

ショートのスコアがひびいて2位にとどまりましたが、なんとかファイナル進出への望みを繋いだ見事な追い上げでした。

曲の解釈ではトップ

ジュニア4年目となるアメリカのエイミー・マ選手。

これまでの自己ベストを大きく上回る172.62点で銅メダルを獲得しました。

フリー「オペラ座の怪人」に乗せて、見事な演技を披露し観客たらも大きな声援を受けていまさした。

曲の解釈では紀平梨花選手をも上回ったエイミー・マ選手でしたが、やはり今後も表彰台の常連となるためには3回転+3回転のジャンプが必要となりそうです。

2つのプログラムを揃える難しさ

アリサ・フェディチキナ選手(ロシア)は、ショート2位でしたがジャンプが安定せずに4位の結果となりました。

紀平梨花選手同様に、ショート、フリーの両方を揃える難しさを痛感したのではないでしょうか。

最後に3連ジャンプ!横井ゆは菜選手

5位となった横井ゆは菜選手、最後に2回転アクセル+3回転トーループ+2回転トーループ(タノ)の3連続ジャンプを入れるものの、コンビネーションジャンプにならないジャンプミスがあり、スコアが思うように伸びませんでした。

それでも見る者をいつも楽しませてくれる、そう思わせてくれる演技でした。

JGP前半戦はロシア・エテリ組の圧勝

日本VSロシアの2強対決と思われたジュニアグランプリシリーズですが、今のところロシアの圧勝といっていいでしょう。

第1戦から3戦まで、すべてロシア選手が優勝しています。

しかもすべてエテリ組の選手、抜群の安定感でジュニア女子シングル界を圧巻しています。

第3戦終了時点では2戦を終えた選手はまだいませんが、ファイナル進出もこのままロシアに制圧されてしまうのでしょうか?

現在、13P獲得の紀平梨花選手、11P獲得の滝野莉子選手と山下真瑚選手に、ファイナル進出の可能性がありますが、それには次戦でも表彰台に乗ることが最低条件となります。

日本で開催されるジュニアグランプリファイナル大会に、ひとりでも多くの日本選手たちが進出できるよう、シリーズ後半戦を応援しましょう!

 



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