羽生結弦

ISU World Team Trophy 
世界国別対抗戦

アイスダンスSD 4月20 15時15分〜 

女子シングルSP 4月20 16時35分〜

男子シングルSP 4月20 18時40分〜

ペアSP 4月21 16時00分〜

 

 

羽生結弦│今シーズンもまた新たな歴史を作り、世界王者の座を奪還

その結果も、ファンとしてはとても嬉しいのですが、

世界選手権のフリープログラムにおいては、

羽生結弦選手自身も納得できるような

素晴らしい内容であったことが一番の喜びでした。

 

 

世界最高得点にふさわしい、

フィギュアスケート男子シングルの歴史に残るような

素晴らしいフリープログラムでした。

 

 

羽生結弦選手は、現役の若き世界王者でありながら、

すでにレジェンドの存在。

羽生結弦選手は、高い技術に裏付けられた、

しなやかな美しい表現ができる

フィギュアスケート男子シングル唯一無二の選手。

4回転などの高難度のジャンプを確実に美しく跳ぶ技術や

メンタルも素晴らしいのですが、

そのほかの技術も高いので、総合的に強い選手です。

羽生結弦選手は、高難度のジャンプでも

途切れのない自然な流れで

演技と音楽に溶け込ませるような、

高い技術を身に着けるような厳しい練習を積んできています。

ですから、羽生結弦選手の演技を見て

感じることは、

まず「美しい」ということ。

羽生結弦選手は、プログラムの中で、

非常に難度の高い技術的な技を

連発しているのですが、

それらを全く感じさせないくらいに、

しなやかな流れの中で実行していきます。

 

例えば、羽生結弦選手のジャンプは、まるで羽が生えて空を飛んでいるように感じる

多くの男子選手の、

力技のようなジャンプとは違う質に感じます。

だから、ジャンプ一つをとっても、

他の選手たちとは全然違って、

特別に美しく見えるのです。

そのように美しく強い選手なので、

彼の演技を見ると、

いつも心をゆすぶられて感動します。

羽生結弦選手は、フィギュアスケートで滑走するということだけではなく人柄も素晴らしい

羽生結弦選手がインタビューに対応するときの態度や、

インタビューの受け答えなどに、

彼の聡明さ、誠実さなどがあらわれています。

羽生結弦選手は、ファンの気持ちをとても大事にしています。

羽生結弦選手は、オリンピックチャンピオンであり、

2度の世界チャンピオンにも輝き、

また、グランプリファイナル4連覇という

偉大すぎる選手なのですが、

とても謙虚で、ファンの目線も大事にしています。

羽生結弦選手は、自分が何者であるかを知っていて、

いつも王者らしくふるまうことができて、

広い視野でフィギュアスケート界を見ています。

そして、ご自身の素晴らしい競技内容によって、

フィギュアスケートに革新を起こし続けています。

そのように、フィギュアスケート男子シングル界を

代表する選手であり、また日本を代表する

アスリートの一人であるのが羽生結弦選手です。

ですから、世界フィギュアスケート国別対抗戦でも、

個人のことを考えるのではなくて

羽生結弦選手よりも若い世代の

チームリーダーとなって

日本チームを団結の力で良い方向へと導いていく

ことでしょう。

フィギュアスケート界全体や、

次の世代の宇野昌磨、三原舞依、樋口新葉へ

手本となる良い刺激を与えてくれるでしょう。

また日本の選手たちに良い影響を与えてくれると思っています。

実際に、羽生結弦選手にあこがれ、影響を受けて、

強くなっていく後輩の選手たちがたくさんいます。

世界フィギュアスケート国別対抗戦では、

羽生結弦選手は、もしかすると

何か新しいことに挑戦するかもしれません。

羽生結弦選手は、現状のままでも

強い武器をたくさん持っているのですが、

常に進化し続ける選手なのです。

ただ、本当に高いレベルの難しいことをしているので、

体への負担が心配されます。

けがや体調などに気を付けて、

世界フィギュアスケート国別対抗戦への調整も

万全にして欲しいですね。

羽生結弦選手の、競技や人に向き合う真摯な志に、

ファンは心を打たれ、

尊敬して、

勇気づけられて、

彼を応援したくなるのです。